大阪 城東区の内科、循環器内科クリニック。循環器疾患、生活習慣病の管理、花粉症などアレルギー疾患、禁煙外来対応。
“ドクトル・イトウの地球の果てまで“ 世界60ヶ国以上を訪れた、院長のちょっと変わった見聞録
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ビッグファイブの中で、なかなか遭遇できないのが、黒サイとレパード(ヒョウ)。
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その貴重なレパードに、この至近距離で見れるのが、ここエンティムキャンプの醍醐味。
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これが本物のヒョウ柄。
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鋭い目をしている。虎やチーターとは違った柄なのがわかる。虎は縦シマ、チーターは黒丸。
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集結してくるサファリカーの真横を悠然と通り過ぎて行く。
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こちらはチーター。
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シャープな体型と小さな頭がかっこいい。
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猫のように戯れ遊んでいる。
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レパードとはまた違った格好良さがある。
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涙のように縦に走る黒線が、チーターのしるし。
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お次は雄ライオン。
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水場で悠然とくつろいでいる。
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恐らく2mぐらいの至近距離に接近し、流石にビビった。
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茂みに隠れていたインパラ。
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立派な角が特徴だ。
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嫌われモノのハイエナ。
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愛嬌のあるイボイノシシ。
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巣があるのか、ロッジの軒にマングース。
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正式にはシママングース。
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珍しい光景に出会った。木登りライオン。
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木の上で、だらしなくくつろいでいる。
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ライオンも木の上では安全で安心なのか。
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カラフルなムクドリの一種。
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アフリカヒヨドリ。
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カバの親子。
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なんとも微笑ましい光景。d
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お母さんについて行く。
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のんびりあくびのカバなのだが。
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マサイマラでは危険で凶暴な動物。
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また近い将来に訪れたい。
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日の出前のマサイマラの空は紫に染まり、これはまた美しい。
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空からマサイマラの日の出と、ゲームドライブでは見ることのできない、野生動物の空からの光景を楽しむ、バルーンサファリに2度目の挑戦。前回は運行機器の故障で、サファリのど真ん中に不時着した。詳細はこちら。
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暗闇の中、バルーンにバーナーで温められた空気が送り込まれていく。
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ごーっと唸るバーナーの音と共に、無事にテイクオフ。
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ちょうど日が登ってきた。
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サファリロードの無い原野の上空を散歩していく。
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動物たちにはどのように写っているのだろうか。
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狩を終えて、獲物を食べ終わったライオン。
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キリンの群れ。
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なんとも雄大な光景。
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朝のゲームドライブに出発したサファリカー
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緑が生い茂る処は水飲み場。
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高度を下げていく。
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シマウマの群れ。
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バルーンの影が原野に映る。
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色とりどりのバルーンが美しい。
マサイマラのゲームドライブの醍醐味はもちろん野生動物を間近に見ることなのだが、もう一つの醍醐味は日の出と日没の景色だ。
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夕暮れ時は、感動的に美しい。
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そこに一羽のセクレタリーバードがやってきた。セクレタリーとは書記という意味で、昔のペンの羽根に使われていたからだそうだ。
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その鳥が、夕陽をバックに木のてっぺんにとまった。巣があるのだろうか。
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これはシャッターチャンスとカメラを構えていると、もう一羽が飛んできた。
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もう一羽は木のてっぺん目掛けて飛んでいき、
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てっぺんにとまり、羽を広げた。
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夕陽をバックに、まるで火の鳥のようだ。
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この光景は一瞬で終わり、
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飛び立って行った。これも一期一会、二度と同じ光景を見ることはないであろう。自分にとっては奇跡の一枚だった。
5度目のマサイマラ、7度目のサファリだが、ハンティングのその瞬間をまだ見たことはなかった。
ドライバーのジョセフに何が見たいかと聞かれ、もう一度ヌーの川渡りとハンティングを見たいと応えた。
サファリの朝は早い、まだ真っ暗な朝5時半、モーニングコール代わりに、テントにコーヒーとクッキーが運ばれてくる。このコーヒーが実にうまい。朝6時、さあ、出発だ。
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何気にシャッターチャンスの獲物を探して走っていると。群から離れた一頭のヌーを発見、よく見ると、雌ライオンが狙っており、追いかけ合いの末に睨めっこ状態になった。
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ヌーは全力を振り絞って、果敢にもライオンに襲いかかった。ライオンも一瞬たじろいた様子だったが。
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もう一頭の雌ライオンが現れた。ライオンの作戦勝ちで勝負あった。
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二頭共同で襲い掛かり、ヌーを仕留めた。
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喉元に噛み付くライオン。
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ヌーが息を引き取るまで、喉を噛み続ける。
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ライオンの勝ち誇った様な姿。
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ヌーが完全に息を引き取ってから、ライオンは食べ始めた。
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ゾウの親子に遭遇。
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ゾウは一日中食べ続けているそうだ。ゾウの進むところ、植物は無くなっていく。
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荒涼としたサバンナに象はよく似合う。
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お次は、マサイキリンの群に遭遇。
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キリンはあまり動かず、逃げないので、比較的見やすい動物だ。
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直ぐそばまで近づいても知らぬ顔。
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愛嬌のある顔だ。
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マサイマラは川で区域が分かれる。
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雨季には渡れない川を、乾季は4WDでガンガン走破していく。
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途中で見かけた、国境の道標。向かって右がタンザニア、左がケニアだ。マサイマラには国境のゲートなど無い。
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河岸で一頭のカバに遭遇。これは今までのサファリの中で、最も危険な状況だった。
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カバはのんびりおとなしいイメージなのだが、マサイマラで最も危険な動物のひとつだ。
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思いっきり睨まれてしまった。今にも襲いかかって来られそうな、殺気を感じた。
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河岸には、全長2m近くあるワニが獲物を待ち構えている。
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川面にはカバの群れがぷかぷかと。のんびりムードなのだが。。。
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ジャレあっているのか。
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怒っているのか、凶暴な姿が。
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何もない道端で急にストップ。ブッシュを進んで回り込むと、巣穴が現れた。
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サーバルキャットだ。チーターの様に顔が小さい。
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マサイマラは鳥の種類も多い。
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動物と共生している鳥もいる。
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イランドに付く虫を食用とする鳥。持ちつ持たれつ。
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猛ダッシュで多くのサファリかーが集結。レパード発見。車が集まる数からも、その貴重さがわかる。サファリ初日から大物の連続だ。
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皆んなの注目をよそに、すたすたと通り過ぎて行く。
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ちらっとこっちを向いてくれた。こういった場面で、動物が来る方向へ車の位置どりをするのもドライバーの腕次第なのだ。
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夕暮れ時の帰り道で、ハイエナに出会った。
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いつも悪役のハイエナ。見た目がこれだから仕方ない。
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夕暮れのサバンナ。この空が大好きだ。
コロナが開けて、何故か無性に、ケニアのマサイマラへまた行きたくなった。
今回はカタール航空を利用しドーハ経由でナイロビへ向かう。土曜日の午前は仕事をし、夕刻に関空を発ち、深夜にドーハ着。3時間で乗り継いで、翌日の朝7時にはケニアのナイロビに到着だ。
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7年ぶりのナイロビは何も変わった様子はなかった。
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翌朝、ナイロビのウイルソン空港から、国内線の小型機でマサイマラへ向かう。ナイロビからマサイマラへは1時間程度のフライトだ。
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7年ぶり、5度目のマサイマラだが、空からの景色は何も変わらない。
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サバンナの一本木が懐かしい。
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マサイマラのエアストリップへ着陸。
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それぞれのテントロッジのサファリカーが並ぶ。その殆どがトヨタのランドクルーザーなのだが、この車で動物を探しながらサファリの原野を駆け巡るのが、ゲームドライブ、日本で言うサファリだ。
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マサイ族のドライバーが出迎えてくれ、テントロッジへ向かう。
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車の後ろには、マサイの女性たちの、にわか土産物屋が並んでいる。
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今回利用した宿は、Entim Camp。敷地内に12棟の客室テントとメインテントから成るテントロッジだ。
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これが客室テント。
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テントと言っても、中の設備は高級ホテルと変わりない。
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デスクもあって充電もできる。セイフティーボックスもあり、このロッジには無料のランドリーサービスがある。これは非常に助かる。ゲームドライブは砂埃で汚れるので、洗濯物を朝、かごに入れておけば、夕方には洗濯して、畳まれて置いてある。
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洗面所とシャワー。ちゃんとお湯が出る。
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トイレも水洗だ。
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テントの眼の前にはマラ川が眺められて、カバが寝そべっている。夜はカバの鳴き声が結構うるさい。運が良ければ、ここからヌーの川渡が見られる。
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メインテントのダイニング。ここで毎食、コース料理を楽しむ。
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メインテントのリビングスペース。このロッジはアルコールもフリードリンク。
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眼の前にマラ川を見下ろす。運が良ければ、ここからヌーの川渡りが見られることがある。
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川岸にはカバがいる。
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午後のゲームドライブに出発。川岸でトピに遭遇。川を渡りたいようだ。
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トピは鹿のようだが、牛の仲間。枝分かれのない立派な角が特徴だ。
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初日から早々に、チーターを発見。
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眼から縦に伸びるラインが特徴。
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チーターの模様は黒丸の斑点。
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キリンに遭遇。
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サバンナの動物たちの中でも、キリンの長い首は、やっぱり独特だ。
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愛らしい顔をしている。
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マサイマラは鳥の種類も多彩。ツメバゲリという鳥。
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コオナガテリムクという美しい鳥。ムクドリの仲間らしい。
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ダチョウのオス。ダチョウはオスのほうが美しい
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ダチョウの羽を広げたダンス。
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象の親子を発見。
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初日早々、ヌーの大群に遭遇。
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サファリロードを横切って、ヌーた隊列が進む。
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ヌート大群は、すごい威圧感がある。川岸へ近づいてきた。そろそろ川渡りが始まる雰囲気だ。
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初日から、ヌーの川渡りに遭遇した。ただし、ここはマラ川ではなくて浅いので、少し迫力には欠ける。
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それでも対岸に駆け上がる姿は迫力がある。
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水しぶきを上げながら、必死で駆け上がっていく。
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川の中には、ヌーを狙ったワニが待ち構えているのだから。
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美しいマサイマラの夕暮れ。
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院長はマサイマラの空を見たくてここに来ると言っても過言ではない。本当に美しい。
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マサイマラの夜は肌寒く、暖炉を前に食前酒を楽しむ。
明けましておめでとうございます。
「ドクトル・イトウの地球の果てまで 」も7年めに突入します。
これからも国内外を問わず、絶景に出会った時に更新していきたいと思います。
新年の一発目は、ヌーの川渡りのエピローグから始めたい。
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現場に着くと、そこは大混雑で前が見えない。でもさすがマンデラ、奇跡的にマジックのように我々を最前列に連れて行ってくれた。
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隙間から川辺を見ると、何かが動き出している。すると大歓声が沸き起こった。
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何と!川渡りが始まった!!
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土煙が上がり、轟音とともにヌーの集団が川を渡り出した。
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向かいの河岸を、足を滑らせながら登っていく。
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ヌーの角がものすごい数で川に突撃して行っている。
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興奮して、うまくシャッターが切れない。
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次から次へとヌーが押し寄せてくる。
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河岸をよじ登る姿が壮絶だ。
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川渡りにも色んな規模があるようだが、これは凄いレベルらしい。
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普段はのんびりしているヌーが、跳ね馬のように暴れ狂っている。
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その数がものすごい。まるで、ヌーの佃煮状態。
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川渡りも終盤になると、シマウマの姿が目立ってきた。
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ヌーの後を追うように、シマウマたちも川渡りを始めた。ある意味、コバンザメのような行動なのか。
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シマウマ達も蹄を滑らせながら、対岸をよじ登って行った。
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こんな距離感で、川渡りを見ていた。
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ほとんどが渡りきった。
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渡り終えたヌー達は、また綺麗な隊列を造っていた。本当に不思議な世界だ。
今回、3日間のマサイマラ滞在で、ビッグファイブ(ライオン、ゾウ、バッファロー、サイ、レパード)+チーターに加え、夢だったヌーの川渡りを見ることができた。これは本当に奇跡に近いことだと思う。
なかなかの強行軍だと覚悟していたが、実質6日間の休暇で、十分にサファリを楽しむことが出来たし、休暇を満喫できた。
アフリカのサバンナは本当にすばらしい。世界60数カ国を旅してきて、もう一度行きたいところはと問われたら、迷わず、マサイマラと答えるだろう。大きな自然の中に身を置くこの時間は、不思議なくらいに身も心も癒やされる。是非、また行ってみたい。
今回、奇跡的に見ることができた、ヌーの川渡り。この迫力は写真ではなかなか伝えにくいので、ムービーをアップしました。
この迫力を、ムービーでどうぞ。
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ではでは、今回の主役、ヌー。今までは注目することもなく、その辺にいてるという感じだったのだけど。。。
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ドライバーが、川渡りの舞台になる川辺に連れて行ってくれた。
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対岸には、何台かサファリカーが同じように見に来ている。川面に何か岩のようなものが、ポツポツと。
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よく見てみると、ヌーの死骸だ。
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川渡りに失敗したヌーが、このような無残な姿で残っている。
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その壮絶さが伝わってくる。
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いったい、どんなドラマがここで繰り広げられたのか。
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この時期のヌーは確かにいつもとは違った動きをする。
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通常はシマウマと同様に、群れでのんびり草を食べているのだが、
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この時期のヌーは、何かに引き寄せられるかのように、皆同じ方向を目指して進んで行く。
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群れから隊列へどんどん吸収されて、果てしなく長い隊列が形成されていく。
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ヌーの隊列が川辺に近づいてきた。
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川辺にはすでに、たくさんのサファリカーが陣取っていた。
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皆、川渡りの様子を一目見ようと、世界中から集まった見学者だ。
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今回、自分がヌーの川渡りに挑戦できるはたった1日。ドライバーのマンデラが、川辺から少し離れたこの場所を敢えて選んだ。この場所で、2時間以上じーっと待ち続けた。こんな場所を選んだ理由は、川辺の最前列に並んでしまうと、場所が変わった場合に身動きがとれなくなるので、川渡りの場所が大体決まるまで、自由の利く場所でじーっと待つ作戦だ。
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ヌーの隊列の先頭が川辺に近づいてきた。
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じわりじわりと、近づいては止まり、近づいては止まりを繰り返している。まるで「坊さんが屁をこいだ」みたいな様子だ。川にワニやカバなどの敵がいないかなど、慎重に場所とタイミングを選んでいるそうだ。
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あと少しのところまで近づいた。誰もが、これで始まるぞと息を飲んで見守っていたのだが、一向に始まらない。
昼近くになって、多くのサファリカーが諦めて、昼食にロッジへ帰って行った。
我々は早朝にロッジを出発し、途中に川辺で軽い朝食を食べただけだが、昼食には帰らずに、この地で粘ることを選択した。
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突然、川とは反対の方向へ走り出してしまった。これで99%ダメだと諦めかけた。
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ヌーの大群は、別の川辺に近づいたところで、隊列を整え出した。
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ここからは川の様子がわからない。気持ちはすでに折れていたのだが。。。
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隊列の先頭のヌー。べつにこのヌーがリーダーというわけではなく、何かをきっかけに、川渡りが始まるのだそうで、シマウマがそのきっかけとなることもあるそうだ。
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この数十分後にマンデラが、突然車を走らせた。何かが起きる気配だ。
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今回出会った動物達をもう少し。
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アリ塚の上で昼寝中のチーター。
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ライオンよりも出会う確率が低いし、何と言ってもかっこいい。
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今回、チーターを見たのは一度だけだったが、なかなか精悍なチーターだった。虎との違いは一目瞭然、模様はシンプルな黒点、顔の縦縞が特徴だ。
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ドライバーが何やらすごい情報をゲットしたようで、サバンナを大爆走して現地到着。ブッシュにサファリカーが大渋滞。
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いったい何が???
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こんなのが何で見つけられるの??と驚くばかり。しっぽが見えてます。
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何と!おそらく一番出会うのが困難な、レパード(ヒョウ)だ!これは本当にすごいこと。前回、ケニアサファリ3回目の時に、ドライバーに無理を頼んで、1日かけてレパードだけを追いかけて、何とか茂みの中の顔だけを見ることができた。それだけ、レパードに出会うのは奇跡的なこと。
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今回はその全体像を見ることができて。しかも何か獲物を咥えている。
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これがいわゆる「ヒョウ柄」だ。
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久しぶりに、マサイの村へ。
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マサイの集落が見えてきた。
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これが彼らの収入源。ちゃんと衣装を整えて、おもてなし。
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歓迎のセレモニー。
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ウオーターバックの角らしい。
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マサイ・レディースも出てきた。
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歓迎の歌をうたってくれる。
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院長も一緒に。
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マサイの集落は中心の広場を囲むように家が並ぶ。
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扉に何故か南京錠がかかっている。泥棒なんているのか???
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火起こしのセレモニー。
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マサイ・ジャンプ!
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助走もなく、いきなり飛び跳ねるので、これは結構すごい。
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すべてのセレモニーが終わると。裏にはちゃんとマーケットが出来ている。
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グルーッと円周状に青空マーケット。この人たちの商魂はすごい。こうして得た現金収入は全ての集落で合算して分配するそうだ。彼らの中にもスマホが当たり前の世界で、自分たちのスタイルを維持するために、考えられた姿なのかもしれない。
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今回見ることができた動物達を紹介していく。
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クロサイに続いて、ビッグ・ファイブの一つ、バッファロー(水牛)。
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ナポレオンの帽子の様な角が特徴だ。
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アフリカゾウ。象は朝から晩までずーっと食べ続けるのだそうだ。
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象の群れが、こっちへ向かって進んできた。
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これぐらいの距離感で、サファリカーの前を通り過ぎて行った。
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象の井戸端会議。
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子象は群れの真ん中に囲んで、守りながら進んで行く。
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朝日を浴びて、綺麗なメスライオン。
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やはり貫禄がある。
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たてがみが立派なオスライオン。ライオンは比較的遭遇しやすい動物なのだが、メスに比べてオスには出会いにくい。
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なかよしライオンペア。
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早朝、ブッシュで休むライオンに近づいていく。
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オスのツーショットは珍しい。
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さすがにここまで近づくと大興奮。車から外に出ない限り、襲ってくることはないそうだ。
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ほとんど真横を、何知らぬ顔で歩いていく。
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母ライオンと子供達。
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母親の周りでじゃれあう子供達。
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子ライオンのツーショット。
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おんぶや抱っこの様なものなのか、母親に咥えられて、去って行った。
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川にぷかぷか浮かぶ物体が。。
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カバだ。
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風呂に浸かっているかの様に、頭だけ出ている。
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のんびりしたキャラクターイメージとは正反対で、カバは気性の荒い動物なのだそうだ。
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陸も結構な速さで走ることができる。
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川岸にいるのは、ワニだ。
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何か咥えているようだ。
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よく見ると、口にはシマウマが。。。
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今回初チャレンジするのが、気球の上からサバンナを眺める、「バルーンサファリ」。滞在した「Little Governors' Camp」はこの「バルーンサファリ」の出発場所でもある。
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昼間に見ればただの平地。早朝にここから気球が出発する。「Little Governors' Camp」の宿泊者は徒歩数分でここに来れるので、非常に便利。
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早朝、まだ真っ暗な中、気球の準備が進められる。客たちはコーヒーを飲みながら、気球が膨らんでいく様子を楽しむ。
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轟音を立てながら、バーナーから炎が送り込まれ、気球が膨らんでいく。
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夜が明けだした頃、気球のカゴに乗り込み、いよいよ出発。これから約1時間のフライト。ちなみにカゴは8人乗り。
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バーナーから炎を吹き込みながら、ゆっくり上がっていく。
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宿泊中のテントの上を通過していく。
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すぐに、サバンナの荒野の上空に。
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徐々に空が明るくなってきた。
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日が昇ってきた。
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空が刻一刻と表情を変えていく。
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しばらくは、朝焼けの空の様子を楽しむ。サバンナの空は本当に素晴らしい。
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早朝ゲームドライブの車が出発しだした。
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ヌーの川渡りの舞台となる、マラ川。
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同乗したスペイン人の娘さんたち。こんな感じで、空とサバンナの様子をぼーっと眺める。
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シマウマの群れ。
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動物たちの水飲み場。こういったところに動物が集まってくる。
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マラ川の上空を進む。
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小さく見えてきたのはキリン。
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気球がうまく周囲の景色と調和している。
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キリンがはっきり見えてきた。
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キリンの群れ。
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象の群れ。
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出発して30分ほどした頃、異変が起きた。パイロットが何か一生懸命、事情を説明している。訳も分からず、行程の半分ほどで、サバンナのど真ん中へ緊急着陸することになった。
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緊急着陸とはいっても、着陸自体はいたって平穏で、何もないサバンナの真っ只中に着陸した。
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操舵系の部品の不具合で、安全な場所に緊急着陸したらしい。危機感や緊張感はなく、皆、記念撮影を撮っている。それから数十分で迎えの車がやってきて、我々を朝食会場へ運んで行った。
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何もない原野に、テーブルがセッティングされてあり、コックが何やら調理している。
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この「バルーンサファリ」のもう一つの売りが、サバンナの真っ只中での豪華な朝食。
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あったかいコーヒーと焼きたてのパンケーキ。
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朝からシャンペンで乾杯。こういった、何にもないところで、あえて贅沢なことを楽しむのがイギリス流ツーリズム。
既存の建物に泊まるのでなく、電気も水道も何も無いところに、豪華なテントを設営し、そこでフルコースの料理を楽しむというのが、一番の贅沢なのだ。
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そこで心配なのはトイレだろう。少し離れて、こんなトイレが設営してある。
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中はこんな感じで。
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ここからサファリカーに乗って、午前のゲームドライブに出かける。この時だけは別のドライバーなのだが、このドライバーもなかなか優秀だった。
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奥に見えるのはクロサイだ。8倍の双眼鏡でやっとこれくらいに見えるぐらいで、普通に見ていては全くわからない。
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ちなみに、ライオン、ゾウ、バッファロー、レパード(豹)、サイの5種類はビッグ・ファイブと呼ばれ、それを全て見ることを目標とされるが、それは非常に困難なことで、数日の滞在でそれを叶えることはほぼ無理といってもいい。
実際に過去4回のケニア旅行で、同時にビッグファイブを見れたことは一度も無い。特にレパードとサイが最難関なのだ。前回の滞在時にはレパードだけをターゲットに丸一日走り回り、草むらに隠れるレパードをやっと見ることができた。サイの角は漢方薬の原料として高値で取引されるらしく、中国人の密猟のおかげで、その数が激減し、なかなかその姿を見ることができない。その貴重なサイにいきなり出くわした。
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確かにサイだ。
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なかなか貫禄のある姿だ。数分後すぐにブッシュの中に消えていった。
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では、ゲームドライブへ出発
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今回我々のサファリカーのガイド兼ドライバー、マンデラさん。滞在中はずっと彼の車に乗り込む。ヌーの川渡りが見られるか、どんな動物と出会えるのか、全ては彼の眼と勘にかかっている。
今回、Little Governors' Campの滞在は3泊4日。
1日目はナイロビから昼過ぎにキャンプに到着。昼食後に一休みして、夕方からゲームドライブ。
2日目は早朝からバルーンサファリに挑戦(気球で空の上からサバンナを見下ろす)。終了後、サバンナで豪華な朝食を楽しみ、その後はゲームドライブ。
キャンプに帰って昼食、夕方からまたゲームドライブ。
3日目は早朝からランチボックスを持って、半日かけてゲームドライブ(ピクニック・ゲームドライブ)、ヌーの川渡りに挑戦する。午後に一旦キャンプに戻って昼食を摂り、夕方から再びゲームドライブ。
4日目、最終日は早朝のゲームドライブから戻って朝食、その後小型機でナイロビに向かい、夕方のフライトでドバイへ発つといった行程だ。
ヌーの川渡りに挑戦できるのは、たった1日。はてさてどうなるのか。。。
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獣道のようなオフロードをぶっ飛ばしながら、動物を見つけては観察していく。
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仲間からの情報を随時得ながら目的地へ走っていく。10年前と違うのは、無線が携帯電話になったこと。マサイマラのサバンナでは2Gの携帯が普通に使用できるらしい。ドライバーは携帯電話でしょっちゅう情報交換している。有力な情報を得られるかどうかも、ドライバーの資質なのだ。
初日に、マンデラから「何が見たい?」と聞かれ、「ヌーの川渡り」と「レパード(豹)」と答えると、笑いながら「運次第」だと。この二つと「クロサイ」は、かなりハードルの高い注文なのだ。どれも、万が一現れたとしても、ほんの短時間しか見れないので、本当に運次第としか言いようがない。
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まずは遭遇しやすい草食動物、アンテロープ(レイヨウ)の仲間から、インパラ。奥の角が生えているのがオス。通常、インパラはハーレム状態で、一つの群れにオスは1匹なのだそうだ。
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子供のインパラ。
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結婚できない男の群れなのか。。。
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トムソンガゼルの親子。トムソンガゼルは、お腹に黒い横線が入っているのが特徴。
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生まれたての子供がなんともかわいい。
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角があるのが、トムソンガゼルのオス。
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グランドガゼルのオス。
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大きめのアンテロープ、ウォーターバックのメス。
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ウォーターバックは、このとぼけた表情が愛らしい。
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ウォーターバックのオス。立派な角を持っている。
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これもアンテロープの仲間で、トピ。靴下をはいたような足が特徴だ。
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蟻塚の上に立つトピ。
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親子のバブーン(猿)。
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マサイキリン
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長い首を利用して、木の芽を食べる。
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キリンたちも群れで行動する。ちなみに、キリンはしゃがんで寝る。早朝に、ブッシュから首だけ出たキリンと遭遇することがある。
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水を飲むのは大変そうだ。
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サファリといえば、やはりシマウマ。
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そこらじゅうにいてるので、ありがたみは少ないのだが、名脇役というか、アフリカらしい雰囲気を出してくれる。
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サバンナの木ともうまくマッチする。
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この縞模様。見れば見るほど興味深い。
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で、今回の主役?のヌー。
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映画、美女と野獣のモデルだ。英語名はワイルドビースト。直訳すると野生の獣、日本名はウシカモシカ。創造の神が、色んな生き物を造った後に、余り物で造ったと言われ、牛の角、 山羊のひげ、馬の尾を集めて造ったとされている、なんか寂しい動物。
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どこにでもいるし、普段は地味な存在のヌー。彼らが今回はとんでもない派手な姿を見せてくれる事になる?
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「Little Governors' Camp」の様子をもう少し。
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夕暮れ時になると、ランプの明かり灯る。
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静かで素朴な雰囲気で落ち着く。
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ここがいわゆるレセプション。支払いをしたり、貴重品を預けたりする。
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小さなお土産物屋。マサイ・グッズを売っているが、あんまり魅力的では。。。
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ここはバー。ロビーの様な雰囲気で、本を読む人、バックギャモンを楽しむ人、お酒を楽しむ人、皆好きな様に利用している。
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昼食前に湿原の動物たちを眺めながら、ここで飲むビールは最高だ。もちろんビールはタスカー(ケニアのビールで、シンボルマークが象)だ。グラスのビーズの飾りも、ケニアらしくていい。
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夜は結構寒くなる。8月でもフリースが必要。薪が焚かれ、暗闇の中、暖かい時間が流れる。
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夕食の様子。テントなのだが、ランプの明かりでなかなかゴージャスな雰囲気になる。食事はコース料理、味は可もなく不可もなく。
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朝食や昼食はビュッフェスタイル、屋外のテーブルで、これが気持ちいい。
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ビュッフェといっても、ちゃんとサービスは行き届いている。
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湿原には、象やバッファローが自然にやってくる。豪華な朝食だ。
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たくさんの鳥が集まってくる。
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バッファローがやってきた。
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象がやってきた。
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このロッジには、一風変わった住人がいる。野良犬ではなくて、野良イボイノシシだ。
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ひょこひょことテントのあたりをうろついている。飼いイボイノシシとでもいおうか。
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家族でひょこひょこ現れる。なんともかわいらしい。
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毎日渡し船で渡る、ロッジの入り口の川。
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カバがやってくるし。
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象の群れまでやってくる。やってくるというより、こっちが彼らの生活にお邪魔している感じなのだろうか。
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ロッジには人工の水飲み場が造ってあって、色んな鳥や一風変わった動物が集まってくる。
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綺麗な鳥がやってきて、
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水浴びをしている。
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尾っぽの長い鳥
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変わった猿がやってきた。ブルーモンキーというらしい。
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見たことのない鳥が蓮の葉の上を歩いている。おもしろいロッジでしょ。
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ナイロビでの1日足らずの滞在を終え、翌朝にマサイマラへ向けて出発だ。
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マサイマラへは小型飛行機で1時間弱のフライト。まずは、ナイロビのウイルソン空港へ向かう。
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これが今回乗り込んだ、10人乗りのプロペラ機。下に開いた3つの小さな扉が荷物入れ。こういう事情で、ナイロビからマサイマラへのフライトの預け荷物の大きさには制限があり、大きなスーツケースは持っていけない。
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目の前が操縦席で、何かテンションが上がる。
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後ろ側はこんな感じだ。
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離陸直後のナイロビ市街地の様子。集合住宅が見える。
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しばらくすると荒涼とした景色が広がってくる。雲の影が大地に映っている。
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見えてきた丸いのは何?これはマサイ族の牧場で、この丸く囲まれたエリアでヤギや牛が飼われている。
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これはマサイ族の村で、四角い一つ一つが住居だ。
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マサイマラを流れる、マラ川が見えてきた。
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このマラ川が「ヌーの川渡り」の舞台となる。
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今回利用するロッジのあるエアストリップ(滑走路)が近づいてきた。
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ナイロビを発って45分ほどで到着。滑走路と言っても、平らに整地されたただの土の地面だ。
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我々を降ろした後、飛行機は次のエアストリップへ向けて再び離陸していく。このように幾つかのエアストリップを経由して最終目的地へと向かう。いわゆるホッピングフライトだ。
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エアストリップには各テントロッジから迎えの車が来ている。
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今回のロッジのサファリカー。サファリカーはほとんどがランドクルーザーかランドローバーだ。天井がキャンバストップになっていて、オープンにすることができる。もちろん4WDで、どんな悪路も走破するすごい車だ。この車で動物目指してサバンナを疾走することを、日本では「サファリ」と呼ぶことが多いが、実際には「Game Drive:ゲームドライブ」という。
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エアストリップからロッジへ向かう途中、今回最初に遭遇した動物はハイエナだった。
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今回のテントロッジ、「Little Governors' Camp」 の入り口に到着。
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テントロッジは川の向こう岸にあり、渡しのような船で行き来する。ゲームドライブに出るたびにこの船に乗る。
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テントが見えてきた。
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今回宿泊するテントだ。いわゆるホテルの一部屋で、ツインであったりダブルであったりする。
だいたいどこのテントロッジも標準的な大きさはこんな感じだ。
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テントの入口側。ドアの代わりに、チャックを上げ下ろしして出入りする。鍵はかからない。でも、従業員以外に外から侵入者がいるわけがなく、非常に安全なエリアなので、さほど心配はない。もちろん貴重品はフロントに預けることができる。
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テントのすぐ前には湿地帯が広がり、ここが動物たちの水飲み場になっており、象やバッファローやいろんな動物が間近かにやってくる。これがこのテントロッジのセールスポイントだ。
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テントの中の様子。手前がベッドで奥がトイレ・シャワーエリアになっている。
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ベッドはシンプルだが品良くベッドメイキングされている。
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トイレは水洗だ。
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お湯のシャワーを利用することができ、シャンプーなど最低限のアメニティーが揃えられている。
しかも、「Little Governors' Camp」の特徴として、無料のランドリーサービスがあって、下着以外の洗濯物を籠に入れておくと、夕方には洗濯してきれいに畳まれて戻ってくる。埃っぽく、服が汚れやすいゲームドライブではありがたいサービスだ。
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デスクはこんな感じ。
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イボイノシシの電灯。テント内はガス灯のテントロッジもあるが、2016年8月現在、「Little Governors' Camp」のテントには電気があり、デジカメのバッテリー充電ができる。
次回はテントロッジの施設を紹介する。
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半年ぶりの更新だ。
10年間の海外生活で、撮りためた写真や旅行ネタはまだまだ山のようにあるのだが、時の流れと共に、旅行記を書くにはさすがに古すぎるネタとなってしまい、開業以来続けていたブログの更新も止まっていた。
今回、なぜかふと、アフリカにまた行ってみたくなった。「アフリカの水を飲んだものはアフリカに帰る」という言い伝えがあるが、
スーダンの水を2年間飲んだ者として、自分もそうなのであろうか?実際には、マサイマラのあの綺麗な空を見たくなったと言えばかっこよすぎるが、今まで見ることのできなかった、「ヌーの川渡り」を是非見てみたいと思ったからだ。
「ヌーの川渡り」はマサイマラのマラ川を舞台に、毎年7月から9月にかけて繰り広げられる。ちょうど盆休みの時期が見頃の時期というわけだ。
では、2016年8月現在の行程から始めてみたい。
自分がスーダンに赴任した2000年当時は、アフリカへのフライトはヨーロッパの主要都市経由が主流であったが、今はサービスのいい中東の航空会社が乗り入れるようになり、いわゆる南回りがフライト時間も短く便利になった。
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今回利用したのはエミレーツ航空、今年の顧客満足度ランキング1位のエアラインだ。何より深夜に関空発なので、仕事を終えてからその日のうちに出発できるのがありがたい。ドバイで5時間半の乗り継ぎで、翌日午後2時半にはナイロビ着だ。
ドバイの空港は免税店などが充実しており、おまけに4時間以上の乗り継ぎには食事券まで配られるといった具合で、サービス満点。関空からドバイが10時間、ドバイからナイロビが5時間のフライトで、乗り継ぎを含めると20時間の行程だが、自分にとってはニューヨークへの直行便よりはずっと楽だった。
6日間の休みが取れると、仕事を終えてから関空に行き、ナイロビで1泊し、マサイマラで3泊のサファリツアーが満喫できる。ヨーロッパ経由では考えられない行程だ。
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自分にとっては10年ぶり、4度目のケニアだ。ナイロビのジョモ・ケニヤッタ空港に到着、空港の道路脇には、ヌーや象がいたりと、サファリムード満点でおもしろい。帰路には見向きもしなくなるが、到着時にはこれで結構気分が盛り上がって、写真を撮ったりしてしまう。
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ナイロビの街の雰囲気は10年前とあまり変わっていないようだが、むしろ少し整然としているような気がする。以前はミニバスからはみ出るように人が乗っていた印象があるが。。。少し治安もよくなっているようだ。
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こんなペリカンのような鳥が中央分離帯にいたりする。
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木の上にはもっといっぱいいたりして、さすがにここはアフリカだ。
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これは何?といった感じだが、これはホテル入り口のセキュリティー・ゲートだ。銃を持ったガードマンにここでセキュリティー・チェックを受け、許可されたら、この金属製の筒が下がっていって、車が通れるようになっている。日本では考えられないレベルのチェックだ。
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セキュリティーが厳しい代わりに、その中は非常に安全で、ゴージャスな世界が待っている。
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豪華なエントランスロビーの奥には、綺麗な庭園が広がっている。
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ここはHEMINGWAYS NAIROBI、トリップアドバイザーの「ナイロビで泊まりたいホテル」No.1のホテル。雰囲気もサービスも素晴らしいホテルだった。
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客室もこれまたすごい。リモコンを押すと、宝箱からテレビがせり上がってくる。これには驚き。
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バスルームもこんな感じ。
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部屋のバルコニーからは広い庭を見下ろす。
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ライトアップされたホテルも綺麗だった。束の間のナイロビの夜を過ごし、明日はマサイマラへ出発だ。
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アフリカのサファリへ一度は行ってみたいと思ってる方々も多いと思うが、かなり遠いというイメージが先行するのではないだろうか。自分も日本へ帰国してからは、長期休暇とは縁遠くなってしまったが、いつか必ずもう一度、あの美しい空と空気を吸いにサファリに行きたいと思っている。
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では、サファリにはどうやって行けばよいのか、社会人が何日休みを取れば旅行できるのかを、日本を起点に考えてみたい。
ケニアのナイロビまで、一昔前までは乗り継ぎの悪い南回りか、ヨーロッパの都市を経由しての長いフライトでしかアクセスできなかったのであるが、エミレーツ航空など中東系航空会社の南回りが充実してからはかなり便利になり、7〜8日の休みが取れればケニアでサファリを楽しむことが可能になった。特に関空からは、値段、質共にエミレーツ航空が非常に便利でお勧めである。その他の中東系やシンガポール、香港などアジアの都市を経由する方法もある。
エミレーツ航空を例に取ると、関空を夜に出発してドバイ経由で翌日の午後にはナイロビ着、帰りは夕刻にナイロビを出発すれば翌日の夕方には関空へ帰着する。金曜日フルに仕事してから出発し、土曜午後にナイロビ着、翌日から4泊5日のサファリツアーに出かけ木曜午前にナイロビに帰着、ナイロビに1泊しておみやげ買って、金曜夕方にナイロビを出発。乗り継ぎのドバイ空港で買い物をして土曜夕刻に関空着。1週間の休みで、比較的余裕を持ってサファリを満喫できる。ちなみにサファリのゲームドライブは、朝夕に4WDでサバンナを駆けめぐるので結構疲れる。4泊5日ぐらいがちょうどいいのかもしれない。
往復の航空券は自分で予約しても、サファリツアーは現地の代理店にアレンジをお願いするのがベスト、日本人が経営されている代理店も複数ある。
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ここで一つ大事なことを助言すると、こういった途上国でサファリなど特別な旅行をするときは、現地ツアー(宿泊施設)の値段をあまりケチらないこと。上級クラスでも色々トラブルが出て当然のような所だし、せっかくのサファリが型通りの安物サファリではもったいない。是非サファリの内容は良く検討し、ここにはお金を使って欲しい。
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最後に大事な注意事項。どんな予防接種が必要か?
基本的な事項として、破傷風、A型肝炎、B型肝炎の予防接種は途上国を旅行するのであれば、必要最小限として必要。
イエローカード(黄熱病ワクチン接種証明書)は日本からドバイ経由なら必要ないのであるが、経由地によっては必要になることがある。この問題は医学的な意味よりも、その国の検疫行政の事情によってころころ状況が変わり、必要と言われてせっかく準備しても、何にもチェックされなかったり、逆に運悪くトラブルの原因になってしまったりする。航空会社のカウンターでチェックインの際に提示を求められてトラブルになるケースもある。
イエローカードは10年間有効なものなので、無用なトラブルを避ける意味でも準備しておく方がベターと思われる。ただし、この黄熱病ワクチンは肝炎ワクチンなどと異なり生ワクチンなので、接種7〜10日後に身体のだるさや発熱を認めることが結構ある。また、検疫所など決まった場所でしか接種できず、予約が必要なので、出来るだけ早い時期に接種しておくことが勧められる。
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今回で一旦アフリカ編を終える。次回からは舞台をヨーロッパへ移し、ポーランドの美しい四季の景色とヨーロッパの穴場を紹介していきたい。
サファリツアーには必ずと言っていいほどマサイ村見学が組み込まれているが、一度は行ってみる価値がある。
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到着すると村の皆さんが総出でお出迎え
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伝統の踊りや歌で歓迎してくれる。
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子供たちも、
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女性達もそれぞれきれいな衣装で出迎えてくれる。
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昔、日本のCMでも取り上げられたことがあったが、マサイのジャンプ、これはスゴい。
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できるだけ連続して高く飛ぶという単純なモノだが、助走をつけず、膝も曲げないのだ。リズミカルにぴょんぴょんと跳ねる、バネのようなジャンプで、一番高く飛べた男が英雄だ。
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マサイのイケ面を紹介する。マサイの男達の中でも髪型が違う人がいるのがわかるだろうか、長髪を後ろにまとめた髪型をしている彼らは、いわゆる"マサイの戦士"であり、選ばれた男達なのである。
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一通りの儀式を見学して、次は土と牛糞で造った家を見学する。実際にその家で生活しているのが体感できるのではあるが、ふとみるとポリバケツがあったりと、何ともユーモラスである。
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家を見学して外に出てみると、そこからが彼らの真骨頂、ずらりと土産物の出店が開いている。あまり売る気が無いのか、やる気のなさを感じるところが、また彼ららしくて良い。
マサイの人々は皆こういった村で生活しているわけでは無い。大都会ナイロビでもたくさん生活しているし、我々が泊まるロッジでも従業員として働いている。先ほどのマサイジャンプの達人は我々の部屋担当のホテルマンだった。マサイの人々は、原始的な生活を今も続ける文明から取り残された人々では決して無い。村の見学の際、非常に教養の高そうな青年が流暢な英語で案内してくれた。彼らの中には英国の有名大学を卒業している人もいると聞く。文明社会を知ってなお、彼ら本来の姿に戻ってくる彼らは、我々より何か一歩先を行っているような気もする。
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ゲームドライブの途中、泥沼にスタックした車を救助しに向かった。
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そこにはいつの間にか、通りがかりのマサイのおじさんが救助に加わっていた。
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通りがかりと言っても、見渡す限りサバンナでいったい何処へ向かっていたのだろうか?
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帰り道、またスタックした車を発見。それはマサイの人々へ家具を運ぶトラックだった。荷台には使い古したソファーなど家財道具がぎっしり。これを何処へ運んでいくのだろう、とてつもなく豪快な配達だ。
今回は、よりワイルドなテントロッジのご紹介。
我が家のサファリ旅行も3度目となり、今までにないものをと、現地の旅行代理店に相談してみたところ、このMara Campをすすめられた。
イタリア人のオーナー夫妻が経営するキャンプで、その場所は雨期には水没するため、乾期のみ営業しているという。電気も水道もない、何ともワイルドなロッジだ。でも値段は逆に高く、より高級なカテゴリーだとのこと。
期待と不安を胸にMara Safari Clubから陸路移動した。
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移動はこの装甲車のような車。これでサバンナの奥地へぐんぐん入って行った。
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途中で出会った、ビッグ5の一つ、バッファロー。何とも貫禄がある。
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見慣れたシマウマたち。
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子供ライオンの兄弟。
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Mara Campに到着した。
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これが我々が宿泊したテント。外観はこのような感じで、いわゆる大型テント。。。 でも中は意外と立派であった。
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綺麗にベッドメイキングされてあり。
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電気がないので、照明は携帯ガスのランタン、机などの調度品も小綺麗に配置されていた。
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これは洗面台、水を使ったら外に捨てるという、きわめてシンプルなシステム。
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水道が無いのでトイレやシャワーを心配していたが、洗面にはお湯が入ったポットが置かれ、無くなればいくらでもすぐに持ってきてくれる。トイレもタンクに随時水を補給してくれるので、使用感は水洗トイレと何ら変わりない。シャワーも非常に原始的ではあるが、外のおじさんがどんどん上のタンクに手動でお湯を補給してくれる。「Hot water, please.」で、お湯のシャワーを利用できる。
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夜は、ライオンの鳴き声が聞こえ、かなり近くまで来ていることがわかった。でも、結構快適な寝心地で、朝までぐっすり。
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食事はこのメインテントで食べる。
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オーナーがイタリア人であることから、自慢のイタリア料理をコースで食べることが出来る。
こんなサバンナのど真ん中で、なんでイタリア料理をワインと共に食べているの?と妙な気分になる。
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デザートもこんな感じで。
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ワインはもちろんのこと、酒類も結構豊富に用意されていた。
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食後と空き時間のひととき、
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薪を囲んでオーナー夫妻とのんびりした時間を過ごす。
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ここでは、ナイトサファリを楽しむことが出来た。肉食獣の多くは夜行性で、夜にハンティングを行うことが多い。車からサーチライトをかざして肉食獣を追う。
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眼がきらりと光ったチーターは、昼寝をしている姿とはまた違い、非常に精悍な面構えだ。風下より、そろりそろりと獲物に近づいていく。
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残念ながらハンティングの様子は見ることが出来なかったが、翌朝、獲物に群がるチーターの姿を見ることが出来た。
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なかなかリアルな光景だ。
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おこぼれを待っているハイエナくん。ちなみにハイエナは結構強いらしい。集団でかかれば、チーターは逃げて行ってしまうそうだ。
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途中で立ち寄ったみやげ物屋、これも結構イケている。
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最終日、例の装甲車で空港へ向かう途中、川の畔で豪華な朝食。
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朝からシャンパンで乾杯という豪華なアウトドア・ブレックファーストだ。
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ちゃんと料理人が出張サービスで料理をしてくれる。
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ここでもいつの間にか、にわかみやげ物屋が出来ていた。
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あまり商売っ気が無いところが、ほのぼのとする。
ケニア、タンザニアをかつて植民地としたのがイギリス。彼らはこのアフリカに交通、教育制度、制服など色々な文化を残している。そのイギリス人が、暗黒大陸と言われたアフリカで作り上げた娯楽がサファリだ。何も無い大地で究極の贅沢を作り上げたのであり、今回のMara Campでその意味が少しわかったような気がした。
サファリの本当の贅沢な楽しみ方は、テントや料理人や一切合切と共に移動し、サバンナのまっただ中で野性動物を見ながら、フルコースの食事を楽しむ。これが一番の贅沢なんだと。
朝のゲームドライブ。早朝の動物たちは、どことなくボケた様子で愛らしい。
草むらに隠れて休んでいたインパラ、こうやって寝るのだろうか。
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ウオーターバックの雌たち。
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アンテロープの一種エランド、立派な角を持っている。
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角を突き合わせてけんかするインパラ。後ろはトムソンガゼル。彼らはシカの仲間に見えるが、実は皆ウシの仲間である。
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象の群れにもこれぐらい近づく。鼻で木を根こそぎむしり取って食べていく。メリッメリッとこの音が豪快で、しばらくすると周り一面何もなくなってしまう。
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ライオンの群れにもこれぐらい近づいていく。
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昼間のライオンは寝てばかり、恐らく人間が危害を加えないと言うことを知っているのだろう。
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今回はちょうど子供が生まれた季節で、幸運にも子ライオンに出会えた。
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何とも愛らしい赤ちゃんライオン。
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無線でハンティング(狩り)の情報が入ったので現場に急行すると、ハンティングには間に合わなかったが、偶然にも食物連鎖の実際を見ることが出来た。
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まずは主役のライオンさん
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脇役のハイエナくん
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神は何と残酷なのか、外見も姿勢も悪く、どう見ても世間の嫌われものに見えてしまう。このハイエナ、実は結構強いらしい。ドライバーはチーターよりも強いといっていた。
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もう一つの脇役ジャッカルくん。このハイエナやジャッカルは、肉食獣(プレデター)の食べ残しの死んだ動物の肉を食べる動物(スカベンジャー)の代表で、ハゲワシなどもこの仲間に入る。
我々が着いた頃は、ちょうどライオンが獲物を食べてる真っ最中だった。
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まずはオスのお食事タイム、遠巻きにハイエナやジャッカルが集まって来る。
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オスのお腹がふくれたら、メスに交代。ハイエナやジャッカル達がソロリソロリと近づいてくる
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これは「坊さんが屁をこいだ」状態で、ライオンが食事に集中していると、ハイエナやジャッカルはソロリソロリと近づいてくる。ライオンがパッとあたりを見渡すと、ハイエナたちはピタッと動きを止める。
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やっと彼らに順番が回ってきた。厳しい野生のしきたりだ。
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象の親子にも出会うことが出来た。
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子象はアニメのババールそのもの。
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大きい卵で有名なダチョウ。
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これはセクレタリーバードという鳥。昔の秘書官が使った羽のペンに似ているので、こう呼ばれているのだとか。
このマラ・サファリには2回訪れた。2回目のターゲットはレパード(ヒョウ)に絞った。一般にサファリで人気の高い5種の動物(ライオン、象、サイ、バッファロー、ヒョウ)をビッグ・ファイブと呼ぶが、中でもヒョウにはなかなか出会うことが出来ない。ドライバー達でも滅多に見かけないそうだ。今回は気合いを入れて、昼食はランチボックスを用意してもらい、1日がかりでヒョウ探しに出かけた。みつけたらチップをはずむという約束で。。。
半日が過ぎた頃、ドライバーがヒョウの足跡を見つけた。ゆっくりゆっくりと近づき、ドライバーが小声で叫んだ。指さした方向をいくら探しても最初は何も見えなかったが、よく見ると草むらの中に隠れるヒョウの姿を見つけることが出来た。今までヒョウとチーターの模様の違いを深く考えたことはなかったが、全然違うことがよくわかった。
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次回はよりワイルドな世界へ。
サファリ観光で、車から野生動物を観察することを"ゲームドライブ"という。通常、一般的なゲームドライブは国立公園や国立保護区といわれるエリア内で行われ、宿泊施設もそのエリア内にある。エリアと言ってもとてつもない広さで、代表的なケニアのマサイマラ国立保護区は大阪府より大きく、タンザニアのセレンゲティ国立公園は四国よりも広いらしい。
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ただし、これらの保護区内でのゲームドライブは保護区のルールに従う必要があり、例えば、動物を見ながら走るサファリカーは、サファリロードと呼ばれるサバンナに巡らされた道路しか走ることが出來ず、動物を見つけたからと言って、直接近づいていくことは出来ない。
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カート道のみを走るゴルフカートのような感じである。
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このサファリロードに動物が近づいて出てきてくれるとラッキーなのだが。。
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(キリマンジャロをバックに象の群)
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ゲームドライブの初日はシマウマやヌーを見て大喜び、パチパチ写真を撮りまくる。でも、皆帰る頃には、シマウマには見向きもしなくなってしまう。草食動物はそこら中にたくさんいて、いつでも見られるのですぐに飽きてしまうのだ。そこで目指すは、ライオンやチータなどの肉食獣、象やキリンなどの大物となる。
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これら大物は、そう簡単には道路のソバまで出てきてくれない。時にはこういったチャンスもあるのだが。。。(子供をくわえた母ライオン)
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では、より楽しめるサファリのスタイルとは。。。
それは、これら保護区の外に行くとよいのである。マサイマラと言っても広大な広さで、保護区となっているのはその一部である。それ以外はマサイ族の土地で、いわゆる私有地。マサイ族からその土地を借り受けて、サファリを経営している施設がいくつもある。その中から今回はまずマラ・サファリ(Mara Safari Club)を紹介したい。
ケニアの首都ナイロビの空港から小型機で飛び立ち、サバンナのど真ん中にある原っぱのような空港に降り立つ。
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そこには何ともファンキーなDuty Free Shopがあった。決して、ウケを狙っているのでは無いとは思うが、これは結構いけてる。ここから迎えの4WDに乗り込み、ロッジへ向かう。
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このMara Safari Clubはロビーやダイニングは立派な建物があり、宿泊はテントという仕組みで、ちょうど程よくワイルドライフを楽しめる。テントのすぐ前の川にはカバがいる。
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ご覧のようにテントと言ってもバスタブがあり、トイレも水洗で、お湯のシャワーが使える。
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おまけに天蓋付きのベッドで非常にゴージャスだ。
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食事はメインの建物内で朝昼はビュッフェ、夕食は立派なコース料理が楽しめる。
ではサファリの一日を再現してみよう。前夜の夕食時、ボーイから翌朝の飲み物(コーヒー?紅茶?)を聞かれる。翌朝、テントの外から声がかかり目を覚ます。外を見ると昨夜オーダーしておいた飲み物とクッキーが置いてある。これが贅沢なモーニングコールなのである。ここには不似合いな電話機などはない。本格的な朝食は朝のサファリから戻ってからなので、コーヒーとクッキーで目を覚まし、早々にサファリへ出発だ。サバンナの朝はかなり寒く、ジャンパーを着込んでまだ暗闇の中を自分たちの車の元へと向かう。
ここで今回のドライバーとご対面。今回のサファリでどういう動物に巡り会えるか、彼らのカンと眼にかかっている。いざ出陣!広いサバンナを皆いろんな方向へ散らばっていく。誰が一番に大物を見つけるか、ドライバー達も競争なのである。陽が徐々に昇ってくる。
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程なくして無線から、「シンバ!!」と叫ぶ声。シンバとはスワヒリ語でライオンのこと。映画ライオンキングでもお馴染みで、ちなみにハクナマタタは「No problem どうにかなるさ」という意味になる。無線の主が近くにいるようなら、その場所へ急行することになる。
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ここは保護区の外なので、サファリロードなど存在せず、直接動物に近づくことが出来る。
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最初に発見したドライバーは太陽の向きを考え、最良の場所を客に提供する。
陽が昇るにつれどんどん気温は上がってくる。1枚脱ぎ2枚脱ぎ、ロッジに戻る頃にはTシャツ1枚になっている。3時間ほどの午前のゲームドライブを終え、テントロッジに戻る。豪勢な朝食を食べ、午後まで気ままに時間を過ごす。テントの前のロッキングチェアで、カバの鳴き声を聞きながら読書なんてこともできる。午後3時頃より午後のゲームドライブ、夕暮れ頃にロッジに戻り、夕食を終えてテントに戻ると、ベッドの中にはなんと湯たんぽが入っている。なかなか心憎いサービスだ。あったかい布団にくるまり、ぐっすり眠る。さて、明日は何が見られるのか。
私が子供の頃、「野生の王国」というテレビ番組があったが、"アフリカ"というと野生動物をイメージする人が多いのではないだろうか。象やライオンを追い求めてアフリカのサバンナを4WDで駆け回る。そんなサファリのイメージにずっと憧れていた。
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スーダンに赴任することでその夢が現実となり、休暇を利用して、ケニア、タンザニア、ボツワナのサファリに何度か出かけた。
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サファリは実に奥深い。 "野生動物を間近に見る"というのがサファリの大前提ではあるが、宿泊スタイル?食事のスタイル?移動手段?サファリをする時間?目標の動物?によって、色んな種類や楽しみ方があり、行く度に要求度が増し、充実感も増す。その虜になった一人として熱く語ってみたい。
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今回はまず、サバンナの空から紹介したい。サファリに行って何を見るかといいうと、当然動物なのだが、自分の場合は動物と同じぐらい、サバンナの空が大好きだ。あのなんとも雄大な空を見ると日頃のストレスが吹っ飛ぶ。
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一般的にサファリは朝夕、日の出前と日暮れ数時間前の2度出かける。通常サファリカーは天井のない4WD車なので、風を肌に感じながら、サバンナに昇る朝日を拝み、夕日を楽しむことが出来るのだ。
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朝、まだ薄暗い中、各自のサファリカーに乗り込み、サバンナへと出て行く。
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日が昇ってきた。ライオン・キングの歌が聞こえてくる。
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空の色が刻々と変わっていく。
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雲の様子も様々で、秋空のような雲もあれば、
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入道雲のような雲もある。空一面がスクリーンとなって、空の色と雲と光が景色をつくり出す。
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雨雲が移動する様子は大スペクタクルだ。
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たくさんの竜巻を見ることもある。
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夕暮れとともにサファリは終わる。
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空がピンクに染まる。
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地平線に太陽が沈んでいく。
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もちろん、星空もきれいだ。