院長のコラム

“ドクトル・イトウの地球の果てまで“ 世界60ヶ国以上を訪れた、院長のちょっと変わった見聞録

第7回 サファリの楽しみ方3(ケニア):Mara Safari Club その2

 朝のゲームドライブ。早朝の動物たちは、どことなくボケた様子で愛らしい。
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 草むらに隠れて休んでいたインパラ、こうやって寝るのだろうか。
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 ウオーターバックの雌たち。
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 アンテロープの一種エランド、立派な角を持っている。
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 角を突き合わせてけんかするインパラ。後ろはトムソンガゼル。彼らはシカの仲間に見えるが、実は皆ウシの仲間である。
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 象の群れにもこれぐらい近づく。鼻で木を根こそぎむしり取って食べていく。メリッメリッとこの音が豪快で、しばらくすると周り一面何もなくなってしまう。
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 ライオンの群れにもこれぐらい近づいていく。
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 昼間のライオンは寝てばかり、恐らく人間が危害を加えないと言うことを知っているのだろう。
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 今回はちょうど子供が生まれた季節で、幸運にも子ライオンに出会えた。
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 何とも愛らしい赤ちゃんライオン。
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 無線でハンティング(狩り)の情報が入ったので現場に急行すると、ハンティングには間に合わなかったが、偶然にも食物連鎖の実際を見ることが出来た。
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 まずは主役のライオンさん
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 脇役のハイエナくん
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 神は何と残酷なのか、外見も姿勢も悪く、どう見ても世間の嫌われものに見えてしまう。このハイエナ、実は結構強いらしい。ドライバーはチーターよりも強いといっていた。
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 もう一つの脇役ジャッカルくん。このハイエナやジャッカルは、肉食獣(プレデター)の食べ残しの死んだ動物の肉を食べる動物(スカベンジャー)の代表で、ハゲワシなどもこの仲間に入る。
 我々が着いた頃は、ちょうどライオンが獲物を食べてる真っ最中だった。
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 まずはオスのお食事タイム、遠巻きにハイエナやジャッカルが集まって来る。
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 オスのお腹がふくれたら、メスに交代。ハイエナやジャッカル達がソロリソロリと近づいてくる
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 これは「坊さんが屁をこいだ」状態で、ライオンが食事に集中していると、ハイエナやジャッカルはソロリソロリと近づいてくる。ライオンがパッとあたりを見渡すと、ハイエナたちはピタッと動きを止める。
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 やっと彼らに順番が回ってきた。厳しい野生のしきたりだ。
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 象の親子にも出会うことが出来た。
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 子象はアニメのババールそのもの。
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 大きい卵で有名なダチョウ。
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 これはセクレタリーバードという鳥。昔の秘書官が使った羽のペンに似ているので、こう呼ばれているのだとか。

 このマラ・サファリには2回訪れた。2回目のターゲットはレパード(ヒョウ)に絞った。一般にサファリで人気の高い5種の動物(ライオン、象、サイ、バッファロー、ヒョウ)をビッグ・ファイブと呼ぶが、中でもヒョウにはなかなか出会うことが出来ない。ドライバー達でも滅多に見かけないそうだ。今回は気合いを入れて、昼食はランチボックスを用意してもらい、1日がかりでヒョウ探しに出かけた。みつけたらチップをはずむという約束で。。。
 半日が過ぎた頃、ドライバーがヒョウの足跡を見つけた。ゆっくりゆっくりと近づき、ドライバーが小声で叫んだ。指さした方向をいくら探しても最初は何も見えなかったが、よく見ると草むらの中に隠れるヒョウの姿を見つけることが出来た。今までヒョウとチーターの模様の違いを深く考えたことはなかったが、全然違うことがよくわかった。
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次回はよりワイルドな世界へ。

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