大阪 城東区の内科、循環器内科クリニック。循環器疾患、生活習慣病の管理、花粉症などアレルギー疾患、禁煙外来対応。
“ドクトル・イトウの地球の果てまで“ 世界60ヶ国以上を訪れた、院長のちょっと変わった見聞録
いよいよパタゴニアに向けて出発。ブエノスアイレスから国内線で空路3時間半南下する。
何もない海岸線。
荒涼とした景色の中を着陸していく。
ペリト・モレノ氷河で有名な、世界自然遺産ロス・グラシアレス国立公園の玄関口、エル・カラファテ空港に到着。
なかなか近代的な空港だ。
この街の名前にもなっている、カラファテの実。ジャムなどで売られている。
街を歩くと、食事処はステーキハウスとイタリアンばっかり。ステーキハウスの店先にはどこもこの様な光景が見られる。これは「コルデロ」といわれる子羊の丸焼きで、パタゴニアの名物料理だ。開いて遠火で焼いているのが特徴で、同じ子羊の丸焼きでも、ボスニア・ヘルツェゴビナで見た、串刺しの丸焼き(第49回)とは大きく異なる。肉食文化の発達したアルゼンチンならではの料理だ。確かに肉の臭みがなく、香ばしくて美味しい。
今回の目的の一つ、ペリト・モレノ氷河を陸路目指す。街を一歩出ると、荒涼な景色が続く。
遠方にペリト・モレノ氷河が見えてきた。
まずは船から氷河を鑑賞する。
断崖絶壁に近づいてきた。
その高さと規模に圧倒される。
パタゴニアの天候は目まぐるしく変わり、天気の状態で氷河の色が変わる。
曇っていると、白く見える。
晴れてくると、青白く輝き出す。アルゼンチンの国旗が妙にマッチする。
氷河の裂け目が、神秘的な濃いブルー染まる。
この氷河は毎日2mずつ移動しているらしい。耳を澄ますと、あちこちで氷河の崩れる音が聞こえる。
なかなかシャッターが追いつかないのだが、氷河が崩落する景色が見られる。
晴れてくると、氷河は輝き、全く違う光景を見せてくれる。
次回は見晴台からの氷河の景色を紹介する。
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陸に上がり、遊歩道から氷河の全景を展望する。
青白くそびえ立つ絶壁。
南極の氷河はまだ見たことがないが、この氷河の大きさは、自分が今までに見てきた氷河とは比べものにならないスケールだ。
こんな具合に、氷河の対岸に展望用の遊歩道がある。
遊歩道を上っていくと、だんだん全景が見えてくる。
遊歩道の高さや左右の位置で見え方が大きく変わる。
氷河のきしむ音、崩れる音があちこちで聞こえるのだが、なかなかファインダーに納めることができない。
これは、さっき崩れた後。
最上部から氷河を見下ろす。氷河の上をアイゼンを付けて歩き、氷河の氷でウイスキーを飲むというツアーもある。
パタゴニアの天候は、晴れたり曇ったり目まぐるしく変わる。天候によって景色も大きく変わる。
崩れた氷河のかけらが浮いている。
ここからのショットが一番豪快な景色が撮れる。
また晴れてきた。氷河が白く輝きだした。
真正面からこんな具合に見学できる。
今度は間に合った。
崩れるところをやっと撮ることができた。
そびえ立つ氷河と、サファイア色に輝くその割れ目。
次回はまた違った楽しみ方ができる、ウプサラ氷河を紹介する。
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今回は、ロス・グラシアレス国立公園で、もう一つの観光ポイントであるウプサラ氷河を紹介する。ウプサラという名前の由来は、スウェーデンのウプサラ大学がこの氷河の研究をしていたことから命名されたらしい。
港から双胴船に乗り込む。
遠くに雪山を眺めながら、静かな湖を進んでいく。
あちらこちらに青白い塊が浮いている。
氷河のかけらだ。
大きさは大小様々で、色んな形をしているところが、なんか可愛らしい。
眺めていると、色んなモノに見えてくる。
これは全体的に丸みのある氷河。
季節は夏だが、スキーウエアを着ている。いつもこんな感じで写真を撮ってます。
青い氷が層になり、縞模様に見える。
ピラミッドのような氷。
恐竜が湖から頭を出しているかのような氷。
遠くにウプサラ氷河が見えてきた。
ソフトクリームのような氷、結構でかい。
そうこうしているうちに、スペガッツィーニ氷河が目の前に見えてきた。結構な迫力だ。
山の谷間に見えるのがウプサラ氷河だ。次回は陸に上がって、4WDと乗馬でウプサラ氷河に向かう。
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