院長のコラム | 2023年1月

“ドクトル・イトウの地球の果てまで“ 世界60ヶ国以上を訪れた、院長のちょっと変わった見聞録

第205回 北海道の大自然を撮ってみたい その15:エゾモモンガ(帯広)その1

「ドクトル・イトウの地球の果てまで」も14年目に突入、開業以来、何とか途絶えることなく続けている。今年こそ海外ネタをと考えているのだが、年始はまたまた北海道からスタート。今回は帯広で「エゾモモンガ」の撮影に挑戦。
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十勝川も雪化粧。鴨がたくさん飛来している。
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十勝川で有名な白鳥。
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タンチョウを発見。
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雪景色にタンチョウはよく似合う。
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タンチョウは、他の鳥とはひと味違って、どことなく気品がある。
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森に入っていくと、エゾリスが出てきた。
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結構大きいのだが、とぼけた表情が愛らしい。
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野鳥も色々やって来る。
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シジュウカラをうまく撮ることができた。
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突然、シマエナガがやって来た!!
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やはりじっとしてくれないので、今回もこれが限界。でもラッキーだった。
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これが、エゾフクロウの巣穴。エゾフクロウの撮影は夜明け前と日没時のそれぞれ30分のみしかチャンスが無い。
夜行性なので、朝は巣穴へ戻る様子を、夕は巣穴から出てくる様子を狙う。しかも、予定通りに現れてくれるとは限らない。この日も早朝から撮影に臨んだが、朝は結局現れなかった。
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ラストチャンスの夕方、巣穴から、ひょっこりと。。

第206回 北海道の大自然を撮ってみたい その16:エゾモモンガ(帯広)その2

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夕暮れどき、足場の悪い雪の上に三脚を立てて構えていると、本当に「ひょっこり」と顔を出した。
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そーっと出てきた。
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しっぽを背中に貼り付けて、何ともかわいい。
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すすっと木を登って、枝の上で一心不乱に木の芽を食べ出した。
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丸まって食べてる様子が、かわいい。
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食事中は結構同じ場所にとどまってくれるので、撮影は一見、やさしそう思えるのだが、超望遠での撮影であること、日が暮れてどんどん暗くなってくるのと、常にモグモグと口を動かしているので、ピントを合わすのが至難の業。
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小さな枝の上で、必死に木の芽を食べている。数メートルぐらいまで近づいても反応しない。
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初めてのモモンガに、こちらもテンションMAXで、あちらこちらでのモモンガの行動に、こちらが右往左往の状態だ。一匹が木に登りだした。
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じっと構えている様子で、
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なんか飛ぶような気配。
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飛びました!!イメージした通りの滑空スタイル。ちなみに「モモンガ」と「ムササビ」の違いは大きさ。エゾモモンガは頭と胴体で15センチほど、ムササビは30から50センチもあるそうで、空飛ぶ座布団と評されるそうだ。
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これ、本当に1秒ぐらいの出来事。
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よほど慣れたひとでないと、狙って撮れる様なもんじゃない。
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念のためにと、iPhoneを三脚に固定して、ずっと動画を撮影していて、それに偶然、2回の飛行が写っていたというわけだ。
モモンガが実際に飛ぶ様子をムービで。これでも2倍スロー再生にしている。実際は1秒ぐらいのほんの一瞬。
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最後に、帯広の自然公園でエゾリスを撮影。
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こちらは、いくらでも出てきてくれる。