院長のコラム | ガラパゴス諸島

“ドクトル・イトウの地球の果てまで“ 世界60ヶ国以上を訪れた、院長のちょっと変わった見聞録

第37回 ガラパゴス・クルーズ1(エクアドル):首都キトの街

 さて、舞台を一旦南米に移すことにする。我が家は2006年から2010年の4年間をペルーのリマで暮らした。ペルーへの転勤が決まって、絶対に行きたいところがあった。ガラパゴス諸島、パタゴニア、メキシコのマヤ遺跡、イースター島。。。何でマチュピチュではないのか?実はペルーへ転勤する2年前、そうなることとはつゆ知らず、我が家はポーランドからペルーへ大枚はたいて旅行していた。つまり、ペルーのメジャーどころには転勤前にすでに旅行済みだったのだ。

 これから何回かに渡って、ガラパゴス諸島を巡るクルーズを紹介したい。まずは起点となるエクアドルの首都キトの街からだ。
quito1001.jpg
 エクアドルとはスペイン語で「赤道」を意味する。赤道直下の街というと暑いイメージだが、キトは標高2850メートルにある。ちょうど富士山の七合目ぐらいにある大都市だ。飛行機からキトの街を見るとその標高の高さがわかる。
quito1002.jpg
 ボリビアの首都ラパスが標高3600mで世界一標高の高い首都だろうが、キトも結構な高度で、ついた当日は油断すると軽い高山病症状が出る。キトには出張を含め10回ぐらい行ったが、到着初日はとにかく腹が張ってあまり食べられない。また、熟睡ができず何度も目が覚める。ちなみに高地では一般的に美味しくない食べものは?それはパスタなど麺類。沸点が低いのであまり上手くゆでられない。キトの日本人はご飯も圧力釜で炊いている。でもキトの食事は結構美味しい。イタリア料理店でもまともなパスタが出てきた。
quito1038.jpg
 ホテルの窓から雪を冠した山が見える。
quito1036.jpg
 標高2850メートルの街から富士山のように見える山。つまりこれらの山は6000mクラスの山なのだ。
quito1007.jpg
 キトの郊外に赤道記念碑がある。LATITUDとは緯度の意味、つまり緯度が0度。
quito1008.jpg
 これが赤道。何かイギリスのグリニッジ天文台(経度0度)に何となく雰囲気が似ている。
quito1035.jpg
 こんな感じでSとN、つまり南半球と北半球の分かれ目なのだ。一度は見てみたいが2度目はないだろう。
quito1015.jpg
 キトのセントロ(旧市街)は世界遺産に登録されており、坂が多く立体的で街並みが美しい。南米の都市の中でもお気に入りのセントロだ。
quito1027.jpg
 ここもかつてはインカ帝国の街。どこかクスコに似た雰囲気がある。インカの雰囲気とコロニアルな白が混在する。
quito1029.jpg
 このセントロはもちろん観光地でもあるのだが、人々の生活の匂いを強く感じる。
quito1030.jpg
 店先に靴下が売っていたりする。
quito1020.jpg
 街からはバネージョの丘が見える。
quito1018.jpg
 青い空にコロニアルの白がよく映える。
quito1022.jpg
 これが独立広場。
quito1024.jpg
 カテドラル(大聖堂)や大統領府が立ち並ぶ。この広場は夜景もまた美しい。
quito1019.jpg
 サン・フランシスコ教会
quito1014.jpg
 ゴシック様式のバシリカ教会。ここは一見の価値有り。
quito1010.jpg
 塔の上まで登ることが出来、そこからの見晴らしがすばらしい。
quito1011.jpg
 こんな感じでセントロを見下ろすことが出来る。
quito1005.jpg
 中の造りも非常に重厚で、ステンドグラスが素晴らしい。
quito1016.jpg
 これも見所のラ・コンパニーア・デ・ヘスス教会。金をふんだんに使った内装は他ではあまり見られない。キンキラキンなのにあまり嫌みが無い。
 次回はキトの夜景と温泉を紹介する。

よかったらポチッと押していって下さい。
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

第38回 ガラパゴス・クルーズ2(エクアドル):キトの夜景と温泉

 今回はすばらしいキトの夜景を紹介する。キトは盆地のような地形になっているので周辺の高台から見下ろすことが出来る。
quito2001.jpg
 おすすめの穴場がこのCafe Mosaico、食事をしながらこの夜景を楽しむことができる。ただし、ここへは街からタクシーでしか行くことが出来ない。
quito2003.jpg
 夕暮れ前にオープンエアの座席に陣取る。徐々に日が暮れて街が光り出す。
quito2004.jpg
 暗くなればなるほど、街の明かりが浮かび上がってくる。
quito2006.jpg
 セントロの教会が白くかがやく。
quito2008.jpg
 手前は闘牛場。
quito2010.jpg
 近すぎず、遠すぎず、ちょうどいい距離感で夜景を楽しむことが出来る。
quito2011.jpg
 セントロに行ってみると綺麗にライトアップされていた。
quito2012.jpg
 独立広場も白が際立って美しい。
quito3001.jpg
 翌日、キトの郊外にあるパパジャクタ温泉に向かった。街の道路からも6000m級の山を拝むことが出来る。
quito3011.jpg
 キトから車で約2時間山道を上っていく。
quito3005.jpg
 山村の一角にその温泉は現れた。
quito3006.jpg
 なかなか綺麗に整備された温泉施設で驚いた。
quito3008.jpg
 打たせ湯のような設備まである。
quito3009.jpg
 一見、リゾートホテルのプールのようだ。
quito3010.jpg
 温泉というよりは温水プールのようだ。入浴には水着とスイミングキャップの着用が必要。
quito4001.jpg
 明日はいよいよガラパゴスへ出発だ。

よかったらポチッと押していって下さい。
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

第39回 ガラパゴス・クルーズ3(エクアドル):エクスプローラー号に乗船

キトの観光を終えて、いよいよガラパゴスへ出発。
ガラパゴス諸島の観光の仕方には大きく二通りある。一つは宿泊施設のある島に滞在して、そこを起点に周囲の島へのツアーに個別に参加する方法と、船に滞在しながら見所の島をまわっていくクルーズという方法だ。後者の方が高くはつくが、快適で効率的に観光が出来る。クルーズ船にも大きな客船から小型ヨットまで色んなタイプがある。
一般的にガラパゴスのクルーズ船は7泊8日でプログラムが組まれており、それを前半の3泊4日、後半の4泊5日で参加することも可能である。我々は4泊5日のコースに参加した。クルーズはオールインクルーシブで、全行程全ての食事と観光、ガイド、船内でのアトラクションやレクチャーまでツアー料金に含まれている。最終下船時にアルコール代とクルーへのチップを支払う以外は財布は不要だ。
quito4001.jpg
ガラパゴス諸島へはエクアドルの首都キト又は海沿いの都市グアヤキルから空路でアクセスする。キトの空港でチェックインした荷物はそのままクルーズ船まで運ばれる。
quito4003.jpg
機内から見た、雲から突き出た山。こういった景色はボリビアなど高い山のある地域以外では見られない。
dragonhill08.jpg
キトからはグアヤキル経由で2時間ほどでガラパゴスの玄関口バルトラ島のバルトラ空港に着く。素朴な、いわゆる島の空港だ。
dragonhill10.jpg
これがパスポートコントロール。固有種の動植物を保護するため、食べものや植物の種などの持ち込みがないか厳しくチェックされる。
dragonhill11.jpg
ここがクルーズ船への乗り場。
dragonhill12.jpg
なぜか長いすには野生のアシカがのんびり昼寝していた。ガラパゴスに来たんだと実感する。
dragonhill13.jpg
ここでライフジャケットを着けて、ゴムボートでクルーズ船に向かう。
dragonhill15.jpg
これが今回我々が乗り込むエクスプローラー号(http://www.galapagosexplorer.com)。色々調べた結果この船にした。クルーズ船は結構搖れると聞いたので、できるだけ大型の方が快適かと判断したこと。この船は全室が海側にあり窓があること。また、ガラパゴス諸島の海は寒流で夏でも水温が低いのだが、この船は全員にウエットスーツを用意していることが選んだ理由だ。
dragonhill17.jpg
これで一番安いクラスの船室だが、居間と寝室の2室あり結構広い、さらにクローゼットとトイレ・バスが付いている。
これが居間のスペース。
dragonhill07.jpg
ダブルタイプの寝室。ベッドメイキングの度にタオルで色んな動物を作ってくれる。中々心憎い演出だ。
dragonhill16.jpg
ツインタイプの寝室。中々快適な空間だ。食事は朝昼がビュッフェ、夕食がコース料理で結構美味しい。
dragonhill18.jpg
そうこうしているうちに最初に上陸する島、サンタクルス島に近づいてきた。
第一印象は恐竜時代に迷い込んだかのような印象だった。自分の世代で言えば「マグマ大使の島」。
さあ、上陸だ。

よかったらポチッと押していって下さい。
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

第40回 ガラパゴス・クルーズ4(エクアドル):サンタクルス島

最初の上陸地はサンタクルス島のセロ・ドラゴンと呼ばれる場所。この丘(セロ)には陸イグアナ(ドラゴン)がたくさん生息していることからこの名前がついたとのこと。
dragonhill19.jpg
ガラパゴスクルーズで島へ上陸する方法は2通りあり、いずれもゴムボートで岸まで行くが、足が濡れずに上陸できるドライランディングと海に足を浸けて上陸するウエットランディングがある。
dragonhill20.jpg
今回はドライランディング。ゴムボートからそのまま島に上陸だ。
dragonhill02.jpg
ガラパゴスでは見るもの全てが新鮮で、今まであまり見たことのない世界へ迷い込んでいくようだ。
このサボテンも何か変。
dragonhill04.jpg
この池の雰囲気も何か映画のセットの様な、不思議な景色だ。
dragonhill24.jpg
この池にはなぜかフラミンゴが出てくる。
dragonhill25.jpg
静寂そのものの静かな世界。フラミンゴのゆったりとした動きがこの景色に妙にマッチしている。
dragonhill28.jpg
これが陸イグアナ。有名なウミイグアナはこれから嫌になるほど出てくるが、陸イグアナは珍しくあまりお目にかかれない。
dragonhill29.jpg
この小鳥はフィンチ。ガラパゴスではそれぞれの島に固有の進化をしたフィンチを見ることが出来る。
dragonhill27.jpg
そうこうしているうちに日が暮れてくる。
dragonhill23.jpg
沖で停泊している船にゴムボートで帰っていく。
dragonhill30.jpg
夕焼け空にエクスプローラー号もいい絵になる。クルーズ1日目はこれで終了。
Bartholomew04.jpg
船に帰ると、ベッドメーキングと共に、バスタオルで毎日ちがった動物を作ってくれてあるという、心憎い演出。

よかったらポチッと押していって下さい。
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

第41回 ガラパゴス・クルーズ5(エクアドル):バルトロメ島

2日目の午前はバルトロメ島へ上陸、ここではウミガメやアシカ、ペンギンが泳ぐ海でシュノーケリングを楽しめるという。
Bartholomew06.jpg
島が見えてきた。
Bartholomew07.jpg
ゴムボートで島に近づいていく。
Bartholomew09.jpg
今回はウエット・ランディング。つまり船着き場が無く、浅瀬から海の中をジャバジャバ歩いて上陸する。
Bartholomew08.jpg
この島には見晴らしのいい展望台がある。
Bartholomew21.jpg
上まで登っていくと、エクスプローラー号も小さく見える。
Bartholomew19.jpg
展望台から眺めると、この島はすごく面白い形をしている。海が2つに分かれているように見え、その両サイドに砂浜が広がる。右側には岬の灯台のような岩山がある。
Bartholomew28.jpg
何とも愛らしいアシカ。ガラパゴス諸島の動物達は、人間が何もしないということを知っているので、近づいても全く動じず、自然の姿を見せてくれる。
Bartholomew03.jpg
アシカとトカゲのコラボ。
Bartholomew15.jpg
小さなトカゲにも注目。
Bartholomew29.jpg
カニも何かちょっと違う。
PortEgas37.jpg
あまり見たことのない柄をしている。ブリキのオモチャみたいだ。
Bartholomew11.jpg
さてさて、ガラパゴスと言えばこの軍艦鳥、英語ではフリゲート(軍艦)・バード。日本語はその直訳だ。
Bartholomew35.jpg
その特徴は何と言っても翼の形。
Bartholomew33.jpg
あたかも恐竜の翼のようで、この鳥たちが島の上空を旋回していると、恐竜の島に迷い込んだかのように感じる。まさにガラパゴスの名脇役といったところか。
Bartholomew26.jpg
ガラパゴス諸島の海は寒流で水温が低く夏でも水が冷たい。ウエットスーツに身を包み、さてシュノーケリングだ。ここではウミガメと泳ぐことが出来る。その間をスーッと通り過ぎていくのが、ペンギンとアシカ。こんな贅沢なシュノーケリングは初めてだ。
Bartholomew24.jpg
午前のプログラムを終えてゴムボートに乗り込む。
Bartholomew10.jpg
いったん船に戻って昼食だ。その間に船は移動して次の目的地へ向かう。
Bartholomew05.jpg
今日のタオルはこんな感じ。

よかったらポチッと押していって下さい。
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

第42回 ガラパゴス・クルーズ6(エクアドル):サンチャゴ島

PortEgas12.jpg
午後からはサンチャゴ島に場所を移して、プエルト・エガスにウエットランディング(水に濡れながら上陸していく)。
PortEgas02.jpg
火山の噴火で流れ出した溶岩が急に冷えて固まった海岸。
PortEgas03.jpg
自然が作り出したプールや溶岩ブリッジが出来ている。
PortEgas08.jpg
ここでは奔放に振る舞う自然のアシカがみられる。子供にお乳をあげている。
PortEgas13.jpg
何とも気持ちよさそうにお昼寝中。
PortEgas15.jpg
人間を全く意識していない。人間は危害を加えないし、エサもくれない。だから全くシカト。
PortEgas16.jpg
口の前にはカニの跡。
PortEgas04.jpg
こんな具合に近づいても、全く無反応。でも触るのは御法度。
PortEgas25.jpg
ここはまた、ウミイグアナの楽園だ。
PortEgas19.jpg
なぜか皆、海をただ見つめて佇んでいる。
PortEgas05.jpg
化石のように動かない。
PortEgas20.jpg
泣いているようにも見えるし、時々鼻からプシュッと鼻水を飛ばす。
PortEgas24.jpg
よくよく見ると、その顔はウルトラマンの怪獣の様にも見える。同じイグアナでもウミイグアナと陸イグアナではだいぶ様相が異なる。
PortEgas36.jpg
アシカの赤ちゃんとウミイグアナのコラボ。
PortEgas09.jpg
アシカの親子とウミイグアナ。
PortEgas32.jpg
これはたぶんオットセイ。アシカとオットセイの違いは難しい。
PortEgas26.jpg
ササゴイ
PortEgas33.jpg
フィンチ
PortEgas38.jpg
これもフィンチの一種。それぞれの島でフィンチは独自の進化をしている。
IMG_4847_R.JPG
この日のタオルはこんな感じでした。

よかったらポチッと押していって下さい。
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

第43回 ガラパゴス・クルーズ7(エクアドル):フェルナンディナ島・イサベラ島

3日目の朝はフェルナンディナ島のプンタ・エスピノーサにドライランディング。
PuntaEspinosa04.jpg
クジラの骨がそのまま残っている。
PuntaEspinosa10.jpg
この島にはウミイグアナがうじゃうじゃといる。イグアナ目線で一枚。
PuntaEspinosa12.jpg
もう一回アップで。。なんとも不細工な顔なのだが、愛嬌がある。
PuntaEspinosa15.jpg
この島にはムーミンに出てくるニョロニョロのような、おもしろいサボテンが岩の間に自生していた。
PuntaEspinosa21.jpg
この鳥もガラパゴスを代表する鳥で、ガラパゴスコバネウという鵜の仲間。ちょうどこの時期は雛がかえって、子育て真っ最中だった。
PuntaEspinosa22.jpg
この鳥は飛べない鳥で、羽が退化して小さくなってしまっている。
PuntaEspinosa23.jpg
首を曲げると、確かに鵜の様な感じがする。
PuntaEspinosa24.jpg
ここではガラパゴスペンギンを保護しており、その生態を見ることが出来る。
PuntaEspinosa25.jpg
何ともかわいい。
PuntaEspinosa29.jpg
そして、ガラパゴスの人気者、アオアシカツオドリの登場。
PuntaEspinosa30.jpg
その名のとおり、足が鮮やかに青い。
Izabera02.jpg
午後からはイサベラ島に移動し、断崖絶壁に生きる鳥たちを観察する。
Izabera03.jpg
見事に切り立った崖。
Izabera08.jpg
ボートで洞窟へ入っていく。
Izabera13.jpg
ふと見ると、ボートの脇をウミガメがのんびり泳いでいく姿を見つけた。
Izabera14.jpg
ボートを意識しているのかいないのか、時々頭を上げながら泳いでいく。
Izabera19.jpg
この日の夕刻は船上でパーティー。乗客から選ばれたキャストでの寸劇などを楽しんだ。
Izabera20.jpg
船上からの綺麗な夕日。
PortEgas07.jpg
この日のタオルはこんな感じ。

よかったらポチッと押していって下さい。
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

第44回 ガラパゴス・クルーズ8(エクアドル):ノースセイモア島

NorthSeymour01.jpg
四日目の朝、朝食を済ませ、いつものようにゴムボートに乗り込む。
NorthSeymour02.jpg
午前の目的地ノースセイモア島へボートで移動する。
NorthSeymour05.jpg
リクイグアナともう一度ご対面。ウミイグアナと違いリクイグアナはあまり見られない。同じイグアナといっても顔も形も全く異なる。
NorthSeymour06.jpg
この島はアオアシカツオドリや軍艦鳥の営巣地を見ることが出来る。まずはアオアシカツオドリ。
NorthSeymour07.jpg
飄々とした表情がおもしろい。
NorthSeymour08.jpg
名前の通り足が青い。
NorthSeymour09.jpg
これがアオアシカツオドリの雛。雛は足が青くない。
NorthSeymour10.jpg
ちょうど産卵時期だったのか、卵を抱く姿も見ることが出来た。
NorthSeymour11.jpg
雛にエサをやっていた。
NorthSeymour13.jpg
こんな感じで観察する。
NorthSeymour16.jpg
こんどはグンカンドリ(軍艦鳥)
NorthSeymour17.jpg
雄は求愛のポーズでのどを赤く膨らませる。
NorthSeymour18.jpg
飛んでいると、本当に恐竜に見える。
NorthSeymour21.jpg
こうしてみると、ディズニーアニメの魔女の傍らにいる鳥のよう。ちょいとヒールなイメージ。
NorthSeymour40.jpg
巣では雄が求愛ポーズを取っていた。
NorthSeymour41.jpg
のどの袋のような物を膨らませている。
NorthSeymour42.jpg
正面から。
NorthSeymour44.jpg
これがグンカンドリの雛、何とも愛嬌がある・
NorthSeymour45.jpg
面白いポーズをとる。
PuntaEspinosa03.jpg
この日のタオルは親鳥と雛。

よかったらポチッと押していって下さい。
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

第45回 ガラパゴス・クルーズ9(エクアドル):サンタクルス島

ガラパゴスクルーズもいよいよ終盤になった。4日目の午後は、サンタクルス島へドライランディング。
SantaCruz01.jpg
上陸用のボートへはこんな感じで乗り込んでいく。クルーズ初日にグループ分けがされていて、いつも同じメンバーで動く、我々のグループ名はコルモラン(ガラパゴスコバネウ:第43回を参照)。
SantaCruz06.jpg
今回の主役はゾウガメだ。
SantaCruz04.jpg
亀の顔をまじまじと見たことがないが、これだけ大きいと表情のような物が見える。
SantaCruz05.jpg
妙に目や鼻の穴がリアルだ。
SantaCruz08.jpg
草を食べているようすは、結構ワイルド。
SantaCruz10.jpg
ガラパゴスでゾウガメといえば、ダーウィン研究所のロンサムジョージが有名だが、今回の4泊5日のクルーズには残念ながら訪問機会がなかった。その代わりにこのサンタクルス島のハイランド地区でゾウガメを見ることが出来た。
SantaCruz09.jpg
こんな距離感で観察する。
SantaCruz12.jpg
どこかで見た顔だと思ったら、ETにそっくりだ。ETはゾウガメをモチーフにしたのだろうか。ガメラというよりもETだ。
SantaCruz13.jpg
泥の水場に集まってくるゾウガメたち。
SantaCruz14.jpg
何匹も集まってくると、なかなか壮観だ。
SantaCruz15.jpg
そこにフィンチが飛んできた。
SantaCruz17.jpg
やっぱりETだ。
SantaCruz18.jpg
ゾウガメの甲羅は白人男性がすっぽりと入れてしまうほど大きい。
SantaCruz19.jpg
サンタクルス島は人間の生活感のある島。夕暮れの港はいい感じ。
IMG_5052_R.JPG
この日のタオルはなかなかの力作。

よかったらポチッと押していって下さい。
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

第46回 ガラパゴス・クルーズ10(エクアドル):イグアナ公園(グアヤキル)

Mosquera02.jpg
とうとう4泊5日ガラパゴスクルーズの最終日。気持ちの言い朝だ。
Mosquera03.jpg
最終日はスケジュールもゆっくりなので、のんびりと朝の海を眺めていられる。そうしていると、色んなタイプのクルーズ船とすれ違う。これは帆船タイプのもの。
Mosquera04.jpg
こちらはクルーザータイプのもの。大小さまざまなタイプがある。船のタイプによって色んな楽しみ方があるんだろう。
Mosquera16.jpg
最終日の朝はモスケラ島のアシカたちをボートからウオッチング。
Mosquera14.jpg
のんびり平和なアシカの島。アシカたちは人間を恐れず、ボートに近づいてくる。
Mosquera12.jpg
何とも愛らしい、昼寝姿。
Mosquera06.jpg
そしてバルトラ島に上陸し、空港へ。
Mosquera07.jpg
イグアナマークの飛行機で、エクアドル最大の都市であり、海沿いの港湾都市グアヤキルへ向かう。(ちなみに首都のキトは人口では2番目)
Guayaquil02.jpg
グアヤキルもコロニアルな色合いの強い街で、立派なカテドラルがある。
Guayaquil03.jpg
この街に立ち寄った理由は、このカテドラルの前にある、通称イグアナ公園を見ること。たくさんのイグアナが放し飼い状態で餌付けされている。
Guayaquil06.jpg
イグアナのエサはキャベツ。
Guayaquil08.jpg
こうやって、エサを直接与えることも出来る。決して危険な動物ではない。
Guayaquil07.jpg
公園中,いたるところにイグアナがウジョウジョといる。
Guayaquil12.jpg
このイグアナたちはガラパゴスで見たイグアナとはだいぶん違う。
Guayaquil14.jpg
なんとも、より爬虫類ぽい顔をしている。
Guayaquil09.jpg
木の枝にもイグアナがいて、ベンチに座っていると突然上から落ちてきたりする。何とも微笑ましいガラパゴスクルーズのエンディングだ。

院長のちょいとひとこと:
 「ガラパゴス」という単語は最近ではネガティブな意味合いで使われることが多いと思う。
周りから取り残され、独自に進化していく様子を「ガラパゴス化」と評される。日本の携帯電話などがそのいい例で、高機能なわりに、通信方式を世界標準としなかったために、日本だけでしか使用されず、独自に進化した。
ちなみに、スーダンやポーランドで使用していた携帯は、日本以外の世界中何処へ行っても、ほとんどはそのまま使用することが出来た。
 これだけ情報が氾濫していて、世界の情報がリアルタイムに入ってくる現在であっても、日本はガラパゴスなのだとよく感じる。この10年で世界はかなり変わってきている。例えば身近な例で、日本から一歩外に出ると、韓国車や韓国製の家電がかなり幅をきかせているということを日本人は知っているだろうか。韓国車がほとんど走っておらず、LGやサムソンの家電製品が一般的でない国は恐らく日本だけだ。もちろん日本ブランドの車や家電が高性能であることは世界の常識である、でもその品質にかなり近づき、しかもサービスやデザインで追い越しつつある韓国製品が、日本製よりも格段に安く売られているのが現状で、海外で働く日本のビジネスマンはそういった厳しい現状と日々戦っている。日本の中にいては、なぜかそういった現状を知ることはない。
 こんな政治ではどんどん世界から取り残され、ガラパゴス化が進んでしまうと真剣に危惧している。

よかったらポチッと押していって下さい。
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

最新の写真

  • obhiro1054.jpg
  • obhiro1052.jpg
  • obhiro1044.jpg
  • obhiro1042.jpg
  • obhiro1033.jpg
  • obhiro1032.jpg
  • obhiro1022.jpg
  • obhiro1020.jpg
  • obhiro1016.jpg

写真一覧へ