院長のコラム | 2014年6月

“ドクトル・イトウの地球の果てまで“ 世界60ヶ国以上を訪れた、院長のちょっと変わった見聞録

第107回 パナマ運河(パナマ):灼熱のパナマシティー

キューバへは、コパ航空を利用してパナマを経由したので、帰路の乗り継ぎ時間を利用して少し立ち寄った。
パナマと言えばパナマ運河。スエズ運河と共に、名前だけはよく知っている。そのパナマ運河を見に行くことにした。
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海岸線の道路から、パナマシティーのビル群が見えてきた。
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新市街は高層ビルが立ち並び、なかなかの都会だ。この国は、パナマ運河のお陰で中継ぎ貿易や金融で栄えており、日系企業も多く進出している。
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旧市街はやはりコロニアルな雰囲気。
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結構立派な大聖堂
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こじんまりとしているが、なかなかいい感じの旧市街だ。
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とにかく暑い。人影もまばらだ。日中に出歩く人はあまりいないのだろう。
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かき氷の屋台
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いろんなシロップがあって美味しそう。灼熱のパナマによく似合ってる。
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生活臭のする街並みだ。
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これがパナマ運河のミラフローレス閘門(こうもん)。ここにはビジターセンターがあって、パナマ運河の仕組みを学ぶこともできるし、展望台からパナマ運河を通過していく船の様子を見ることができる。
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パナマ運河は大西洋と太平洋を結ぶ水路で全長80km。以前はアメリカ東海岸のニューヨークから西海岸のサンフランシスコへ行くのに、南米大陸の南端、マゼラン海峡をぐるりと廻る必要があったが、パナマ運河ができてからは航程が3週間短縮したそうだ。
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パナマ運河の幅は約30m、大型の船が壁ぎりぎりに通過する様子が、迫力満点だそうだが、今回は残念ながらこの小型ヨットだった。
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船が通過し終わると後ろの水門が閉まる。
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パナマ運河の仕組みは閘門(こうもん)式といわれていて、水門を開け閉めすることによって、水位を変えて、船を上げ下ろしする仕組みだ。太平洋と大西洋の水位はもちろん同じだが、パナマ運河自体に高低差があって、海抜26mにあるガトゥン湖まで水位を上げ、また通過後に水位を下げる必要がある。
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こんな具合に水門が開閉する。
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向かって右の水位の高い方から船がやって来て、3段階で水位を下げていく。
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船が通過後に後方の水門が閉まり
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徐々に水位が下がっていく。
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外の水位と同じになったら、
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水門が開いて、
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船は無事に閘門を通過して、外に出て行く。

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第108回 サン・アンドレス島(コロンビア):カリブの隠れ家

キューバを紹介したついでに、カリブ海の隠れ家的な島を紹介したい。
サン・アンドレス島というコロンビア領の島だ。本国のコロンビアからは結構離れていて、中米ニカラグアの近くに位置する。
サン・アンドレスは島全体がTAX-FREEとなっていて、目抜き通りには、お酒や化粧品、ブランド衣料品などの店が並ぶ、買い物の島として知られている。
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そもそもリゾートとしては開発されておらず、素朴な島だ。有名チェーンのホテルなど無く、島で一番のホテルでもこんな具合で庶民的、ホテルの前の入り江が天然のプールになっている。
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桟橋に並んだデッキチェアで、日がな一日のんびり過ごす。
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でもここはカリブ海。何でもない入り江なんだが、シュノーケリングでいろんな珍しい魚を見ることができる。"さかなクン"のトレードマークの「ハコフグ」なんかも泳いでいる。
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島の周囲にはきれいなビーチがある。
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非常に遠浅で、遙か向こうにある岩礁まで、歩いて行くことができる。
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島自体は素朴でも、その周囲にはとんでもなく美しい海が広がっている。本当に綺麗なエメラルドグリーンの海だ。
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島の近くにある、珊瑚礁でできた小島(ジョニー・キー)に渡るエクスカーション。
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簡単な飲食施設があって、ここではシュノーケリングを楽しむ。
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透明度の高い海だ。
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ビーチに移動して、
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のんびりお昼寝タイム。豪華さはないが、素朴でのんびりした雰囲気。
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そこで見つけた、おもしろいオバチャン。
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スイミングキャップに水中めがねが、なんかおもしろい。なぜかひとりで、ひたすら携帯をいらってた。
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しまいには寝てしまった。
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ボートで少し沖に出ると、こんな綺麗なリーフが広がっている。
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よく見るとエイが泳いでる。
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あちこちにたくさん泳いでいる。
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野人のようなおじさんが、エイを捕まえて、触らせてくれる。ちなみにエサは肉だった。
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もう一つのエクスカーション。Cayo Bolival(カヨ・ボリヴァル)というかなり遠くに離れた小島まで、スピードボートで行くというツアー。
恐らく人生で一番怖い思いをした乗り物であったかもしれない。高波に逆らって飛び跳ねるように高速で突き進む。悲鳴のような声が轟き、数分で限界を感じたが、それが1時間以上続いた。本当に泣きそうになってしまった。
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でも、その先には天国のような島が待っていた。
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本当に何も人工物のない無人島。
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海と空と白い砂浜しかない世界を、しばし楽しんだ。こういった島は、観光ではなかなか行けるモノではない。
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ただし、帰りもこの恐ろしいボートに乗らなくてはいけない。
次回からは、メキシコの世界遺産を巡る旅を紹介していく。

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第109回 メキシコの世界遺産を巡る1:プロローグ

メキシコは世界遺産の宝庫。マヤやアステカ文明の遺跡や美しい海など、見どころ満載の国だ。
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今回からしばらく、メキシコの世界遺産を中心に、メキシコの魅力と穴場を紹介していきたい。
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首都メキシコシティー、標高2240mの高地にある、ラテンアメリカ最大の都市だ。
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旧市街は世界遺産に指定されている。 ソカロ(中央広場)
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カテドラル(大聖堂)
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国立人類博物館。自分は美術館や博物館にはあまり興味が無いのだが、この博物館は結構おもしろかった。
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古代宗教都市遺跡、テオティワカン。月のピラミッド
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太陽のピラミッド
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"メキシコで一番美しい街"といわれるグアナファト
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銀山で栄えた街で、スペイン植民地時代の美しいコロニアル建築で有名で、世界遺産に登録されている。
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地下道の発達した、おもしろい街でもある。
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マヤ文明の遺跡、古代都市チチェン・イッツァ(世界遺産)。
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神秘的なピラミッドだ。
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ジャングルの中の都市遺跡、ウシュマル(世界遺産)
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丸みを帯びたピラミッドが特徴だ。
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遺跡の住人、イグアナも登場。
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夜のライトアップショーは、また違った魅力がある。
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カリブ海に面した城塞都市遺跡、トゥルム
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青い海とのコントラストが美しい。
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メキシコ観光の穴場、HOLBOX(ホルボッシュ)島。エメラルド色の海に囲まれた、素朴な島なのだが。
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この島の周辺は、ジンベイザメが集まってくる、世界有数の場所として有名だ。
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シュノーケリングでジンベイザメと泳ぐことができる。ほんとに大迫力だ。
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メキシコから一旦グアテマラに移動して、マヤ文明の都市遺跡、ティカル(世界遺産)を紹介する。
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鬱蒼としたジャングルの中にあり、マヤ遺跡の中では、群を抜いたスケールと神秘さを持っている。
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最後にビーチリゾートのカンクンに戻って。(写真は院長)

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