院長のコラム

“ドクトル・イトウの地球の果てまで“ 世界60ヶ国以上を訪れた、院長のちょっと変わった見聞録

第107回 パナマ運河(パナマ):灼熱のパナマシティー

キューバへは、コパ航空を利用してパナマを経由したので、帰路の乗り継ぎ時間を利用して少し立ち寄った。
パナマと言えばパナマ運河。スエズ運河と共に、名前だけはよく知っている。そのパナマ運河を見に行くことにした。
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海岸線の道路から、パナマシティーのビル群が見えてきた。
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新市街は高層ビルが立ち並び、なかなかの都会だ。この国は、パナマ運河のお陰で中継ぎ貿易や金融で栄えており、日系企業も多く進出している。
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旧市街はやはりコロニアルな雰囲気。
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結構立派な大聖堂
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こじんまりとしているが、なかなかいい感じの旧市街だ。
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とにかく暑い。人影もまばらだ。日中に出歩く人はあまりいないのだろう。
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かき氷の屋台
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いろんなシロップがあって美味しそう。灼熱のパナマによく似合ってる。
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生活臭のする街並みだ。
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これがパナマ運河のミラフローレス閘門(こうもん)。ここにはビジターセンターがあって、パナマ運河の仕組みを学ぶこともできるし、展望台からパナマ運河を通過していく船の様子を見ることができる。
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パナマ運河は大西洋と太平洋を結ぶ水路で全長80km。以前はアメリカ東海岸のニューヨークから西海岸のサンフランシスコへ行くのに、南米大陸の南端、マゼラン海峡をぐるりと廻る必要があったが、パナマ運河ができてからは航程が3週間短縮したそうだ。
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パナマ運河の幅は約30m、大型の船が壁ぎりぎりに通過する様子が、迫力満点だそうだが、今回は残念ながらこの小型ヨットだった。
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船が通過し終わると後ろの水門が閉まる。
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パナマ運河の仕組みは閘門(こうもん)式といわれていて、水門を開け閉めすることによって、水位を変えて、船を上げ下ろしする仕組みだ。太平洋と大西洋の水位はもちろん同じだが、パナマ運河自体に高低差があって、海抜26mにあるガトゥン湖まで水位を上げ、また通過後に水位を下げる必要がある。
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こんな具合に水門が開閉する。
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向かって右の水位の高い方から船がやって来て、3段階で水位を下げていく。
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船が通過後に後方の水門が閉まり
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徐々に水位が下がっていく。
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外の水位と同じになったら、
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水門が開いて、
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船は無事に閘門を通過して、外に出て行く。

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