大阪 城東区の内科、循環器内科クリニック。循環器疾患、生活習慣病の管理、花粉症などアレルギー疾患、禁煙外来対応。
“ドクトル・イトウの地球の果てまで“ 世界60ヶ国以上を訪れた、院長のちょっと変わった見聞録
今回出会った動物達をもう少し。
アリ塚の上で昼寝中のチーター。
ライオンよりも出会う確率が低いし、何と言ってもかっこいい。
今回、チーターを見たのは一度だけだったが、なかなか精悍なチーターだった。虎との違いは一目瞭然、模様はシンプルな黒点、顔の縦縞が特徴だ。
ドライバーが何やらすごい情報をゲットしたようで、サバンナを大爆走して現地到着。ブッシュにサファリカーが大渋滞。
いったい何が???
こんなのが何で見つけられるの??と驚くばかり。しっぽが見えてます。
何と!おそらく一番出会うのが困難な、レパード(ヒョウ)だ!これは本当にすごいこと。前回、ケニアサファリ3回目の時に、ドライバーに無理を頼んで、1日かけてレパードだけを追いかけて、何とか茂みの中の顔だけを見ることができた。それだけ、レパードに出会うのは奇跡的なこと。
今回はその全体像を見ることができて。しかも何か獲物を咥えている。
これがいわゆる「ヒョウ柄」だ。
久しぶりに、マサイの村へ。
マサイの集落が見えてきた。
これが彼らの収入源。ちゃんと衣装を整えて、おもてなし。
歓迎のセレモニー。
ウオーターバックの角らしい。
マサイ・レディースも出てきた。
歓迎の歌をうたってくれる。
院長も一緒に。
マサイの集落は中心の広場を囲むように家が並ぶ。
扉に何故か南京錠がかかっている。泥棒なんているのか???
火起こしのセレモニー。
マサイ・ジャンプ!
助走もなく、いきなり飛び跳ねるので、これは結構すごい。
すべてのセレモニーが終わると。裏にはちゃんとマーケットが出来ている。
グルーッと円周状に青空マーケット。この人たちの商魂はすごい。こうして得た現金収入は全ての集落で合算して分配するそうだ。彼らの中にもスマホが当たり前の世界で、自分たちのスタイルを維持するために、考えられた姿なのかもしれない。
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ではでは、今回の主役、ヌー。今までは注目することもなく、その辺にいてるという感じだったのだけど。。。
ドライバーが、川渡りの舞台になる川辺に連れて行ってくれた。
対岸には、何台かサファリカーが同じように見に来ている。川面に何か岩のようなものが、ポツポツと。
よく見てみると、ヌーの死骸だ。
川渡りに失敗したヌーが、このような無残な姿で残っている。
その壮絶さが伝わってくる。
いったい、どんなドラマがここで繰り広げられたのか。
この時期のヌーは確かにいつもとは違った動きをする。
通常はシマウマと同様に、群れでのんびり草を食べているのだが、
この時期のヌーは、何かに引き寄せられるかのように、皆同じ方向を目指して進んで行く。
群れから隊列へどんどん吸収されて、果てしなく長い隊列が形成されていく。
ヌーの隊列が川辺に近づいてきた。
川辺にはすでに、たくさんのサファリカーが陣取っていた。
皆、川渡りの様子を一目見ようと、世界中から集まった見学者だ。
今回、自分がヌーの川渡りに挑戦できるはたった1日。ドライバーのマンデラが、川辺から少し離れたこの場所を敢えて選んだ。この場所で、2時間以上じーっと待ち続けた。こんな場所を選んだ理由は、川辺の最前列に並んでしまうと、場所が変わった場合に身動きがとれなくなるので、川渡りの場所が大体決まるまで、自由の利く場所でじーっと待つ作戦だ。
ヌーの隊列の先頭が川辺に近づいてきた。
じわりじわりと、近づいては止まり、近づいては止まりを繰り返している。まるで「坊さんが屁をこいだ」みたいな様子だ。川にワニやカバなどの敵がいないかなど、慎重に場所とタイミングを選んでいるそうだ。
あと少しのところまで近づいた。誰もが、これで始まるぞと息を飲んで見守っていたのだが、一向に始まらない。
昼近くになって、多くのサファリカーが諦めて、昼食にロッジへ帰って行った。
我々は早朝にロッジを出発し、途中に川辺で軽い朝食を食べただけだが、昼食には帰らずに、この地で粘ることを選択した。
突然、川とは反対の方向へ走り出してしまった。これで99%ダメだと諦めかけた。
ヌーの大群は、別の川辺に近づいたところで、隊列を整え出した。
ここからは川の様子がわからない。気持ちはすでに折れていたのだが。。。
隊列の先頭のヌー。べつにこのヌーがリーダーというわけではなく、何かをきっかけに、川渡りが始まるのだそうで、シマウマがそのきっかけとなることもあるそうだ。
この数十分後にマンデラが、突然車を走らせた。何かが起きる気配だ。
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