大阪 城東区の内科、循環器内科クリニック。循環器疾患、生活習慣病の管理、花粉症などアレルギー疾患、禁煙外来対応。
“ドクトル・イトウの地球の果てまで“ 世界60ヶ国以上を訪れた、院長のちょっと変わった見聞録
まずは首都のメキシコシティーから紹介していこう。
ラテンアメリカ最大の都市で、標高2240mの高地にある。地形が盆地状になっており、以前は大気汚染で悪名高かったが、自動車の排ガス規制が進んだお陰で,今はだいぶ改善されているようだ。
街には高層ビルと古い街並みが混在している。
旧市街は世界遺産に指定されている。
街のシンボル、大聖堂。アメリカ大陸で最古かつ最大の大聖堂だそうだ。貫禄のある教会だ。
中はいたってシンプルで上品だった。
祭壇は重厚感のある造りだ。
大聖堂は"ソカロ"と呼ばれる中央広場に面している。
ソカロは歴史的にメキシコの政治的、宗教的中心となってきた。正面は国立宮殿(大統領府)だ。
宮殿内の壁には、ディエゴ・リベラの壁画『メキシコの歴史』が描かれている。
階段を上りながら見ていく。壮大なスケールの壁画だ。
ソカロから一歩街中へ入っていくと、そこは中南米独特の街並み。
何かゴチャゴチャしていて、危険な香りがして、でも、何か明るくて楽しい雰囲気だ。
日用品の商店が中心で、大したものを売っているわけではないのだが、自分はこの雰囲気が結構好きだ。
民族衣装で焼きトウモロコシを売ってるオバチャン。
プロレスはメキシコの国技とも言われる人気スポーツ。露店でプロレスのマスクが売られていた。
自分は美術館や博物館に、あまり興味がある方ではないのだが、リマの天野博物館と、この国立人類学博物館は、本当に印象深い博物館だった。
各文明毎にセクションが別れて展示されている。ここは第7室、メヒカ(アステカ)の部屋。一番奥の丸い石が有名なアステカ・カレンダー「太陽の石」。
この何とも奇妙な石像は、大地の女神、コアトリクエ。蛇のスカートをはき、頭は2匹の蛇が向かい合った顔をしている。
これはジャガーの石像。なんか、かわいく感じてしまう。
この何とも。。。なのは「死の神の司祭」。どうしても股間に目が行ってしまう。
この何か怖そうなのは、ショチビリという「花の王子」なのだそう。イメージと名前が全く違う。。
テオティワカンのセクションにある、ケツァルコアトル神殿のレプリカ。
テオティワカンの月の神殿の前に建っていたという「水の女神像」
オルメカの巨大人頭像
花の形や唇の辺りが、黒人の様な顔つきに見える。これも謎。。
こんな具合に発掘されたのだそうだ。
チャクモールと呼ばれる人物像で、真ん中の皿のような場所に生け贄を供えたらしい。
ここからはコミカルな土偶の数々。ほんとに見ていて飽きないし、謎がいっぱいだ。
豊穣のシンボルである女性の土偶
ペルーでも似たような土偶を見たような。
「アクロバット像」と呼ばれる土偶だが、なんか人を馬鹿にしたような顔つきがおもしろい。
退屈そうにも見える。
高嶋政伸に似ている。
何とも芸術的な、阿修羅男爵のような顔面像。
これはいかにも東洋系の顔つき。
何でこんな古代に中国人が??と考えてしまう。
これはどうみても相撲の力士に見える。
まわしをしめているようにも見える。そもそも原住民の体つきではないような。。。
この博物館ではほんとに、何で??と思うようなことにいっぱい出会える。記憶に残る博物館だ。
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