院長のコラム | 2021年3月

“ドクトル・イトウの地球の果てまで“ 世界60ヶ国以上を訪れた、院長のちょっと変わった見聞録

第193回 北海道の大自然を撮ってみたい その6:タンチョウをふたたび。

カメラ機材をグレードアップして(といっても周囲の人達のカメラやレンズとは比べものにならないが。。)、2シーズン目のチャレンジ。
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この日の音羽橋はマイナス26度と超極寒、ましてや橋の上で、最高レベルの極寒仕様で望んだが、それでも指先がしびれる。
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音羽橋では、川霧の中のタンチョウを撮影するのが目的なのだが、この日は川霧はバッチリ。
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でも、なかなかタンチョウが出てこない。
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左中程に頭を下げたタンチョウの群れが見えてきた。
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最大限の望遠で。
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ここまで拡大すると、やっとタンチョウだと認識できる。今回はタンチョウの位置が橋から遠すぎ手、これが限界だった。
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宿に戻って朝食を摂り、再度撮影開始。
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凜とした静けさの中、タンチョウの鳴き声だけが聞こえる。
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何度見てもタンチョウは美しい。
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カップルなのか、
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仲良く遊んでいるように見える。
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あちこちで色んな行動を見せるので、ずっと見ていても飽きない。
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広げた羽も美しい。
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これから飛び立とうと助走をつけて。
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飛んでいる姿も美しい。
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群れで飛ぶと、より絵になる。
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飛んでいる姿の撮影は、まだまだ技量不足。
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タンチョウでは、ベストショットと言えるような写真が撮れていない。
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是非、また挑戦したい。


第194回 北海道の大自然を撮ってみたい その7:エゾフクロウふたたび。

前回に見たエゾフクロウが忘れられなくて、2シーズン目の再挑戦。今回はガイドさん無しでの挑戦。ちなみに環境保護の観点から、ネット上にはエゾフクロウの居場所は表だっては書かれていない。事前に色々調べて、数カ所の位置情報を教えていただいた。
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位置情報と昨年の記憶を頼りに、雪道を進んでいくと、
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ちょうど写真の中央。
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ほこらの中に、いました、いました。
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このほこらには、2羽で入っていることもあるのだが、自分はまだ見れていない。行き交う人と、挨拶がてら「いましたか?」と問いかけると、「1羽いたよ」と答えが返ってくる。
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微笑んでいるように見える。
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この表情には、ほんとに癒やされる。
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ほとんど動かないのに、時々顔を動かす。ぼーっと眺めていると、いくらでも時間が過ぎる。さて、次の場所へ。
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昨年、吹雪の中のフクロウを撮影できた場所。
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昨年の写真を頼りにほこらは見つけたが、ご覧のようにほこらが雪で埋まってしまっている。
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残念!、来た道を帰っていくと、人の群れが出來ていた。いた!
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林の中に、エゾフクロウがいた。ここで知り合った人たちが、次の場所へ連れて行ってくれるとのことになった。ラッキー!
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場所は阿寒湖へ向かう幹線通り沿いの林。本当に道のすぐ横。
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ほこらの中にいました。いました。
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こうやって見ると、エゾフクロウでもそれぞれ顔や姿が結構違うことがわかる。
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ほとんどの車が、フクロウの存在を知らずに通り過ぎていく。
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じーっと眺めていて、時折、表情を変えるのが面白い。
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冬の釧路は、タンチョウとエゾフクロウという、全く趣の異なった、2種の鳥を楽しめる。
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翌日、帰路につく前にもう一度、鶴居村のほこらへ。
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いました、いました。今日も一羽ですが、にっこり微笑んでいるようです。