院長のコラム | 2013年6月

“ドクトル・イトウの地球の果てまで“ 世界60ヶ国以上を訪れた、院長のちょっと変わった見聞録

第78回 アマゾンのジャングルへ3(ペルー):プエルト・マルドナード

アマゾンのエコ・ツアー2日目。
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ジャングル内の支流での魚釣り、なんとピラニア釣りだ。道具はいたって簡単、枝の棒っ切れに釣り糸と針。エサは牛肉の切れ端。
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こんなモノで釣れるのかと半信半疑であったが、まずは下の娘が難なく1匹目をゲット。
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上の娘も2匹目をゲット。
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本日の釣果はこの2匹のみ、後はみんなボウズであった。
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釣った魚は夕食の席に調理されて出てきた。食べてみると、淡泊な白身で美味であった。
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エコ・ツアーも終わり、再び船でプエルト・マルドナードの街を目指す。
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バナナを満載したモトタクシー。ジャングルの街らしい光景だ。
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その街を知りたければ市場に行けと言う。確かに自分もそう思う。ということで、プエルト・マルドナードの市場をのぞいてみた。
南国らしく、色鮮やかな野菜や果物がならんでいる。左下の茶色いモノはタロイモ。
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米は主食で食べられていて、色んな種類の米が売られていた。
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ここは、香辛料屋さん。左下の白に赤字の袋は、味の素。アマゾンのジャングルにも"だし"文化が定着していた。そういえば、アンデスの高地、ボリビアのウユニの市場(第62回)にも味の素が売られていた。ちなみに"AJINOMOTO"はブラジルやペルーに大工場を持っていて、サトウキビを原料に味の素を製造している。
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豚肉や豚の顔、アマゾンで捕れた魚が売られていた。
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鶏肉やさん。何ともグロテスク。
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野菜は何か巨大だった。
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市場のタクシー乗り場。

次回からは、南米大陸の南の果て、最も南極に近い"パタゴニア"を紹介していきたい。

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第79回 南の果て、パタゴニア1(アルゼンチン・チリ):プロローグ

自分が行った旅先で、日本から最も遠い場所、南の果て、パタゴニア。今回からはこのパタゴニアをシリーズで紹介したい。
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こうやって地図で見てみると、南米大陸はアフリカ大陸よりも、かなり南にまで位置しているのがわかる。その南米大陸の、アルゼンチンとチリにまたがった南の端の地域は、「パタゴニア」と呼ばれている。大陸でもっとも南極に近い場所なのだ。
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パタゴニア地域を拡大してみると、その右側にある島が、あのフォークランド諸島。1982年にイギリスとアルゼンチンが領有権を争った「フォークランド紛争」の舞台だ。イギリスはこんなところにまで領土を持っていたんだと改めて感心する。

今回の行程は、ペルーのリマから空路アルゼンチンの首都ブエノスアイレスに入り、市内観光。ブエノスアイレスから空路3時間半南下してエル・カラファテへ、カラファテではペリト・モレノ氷河、ウプサラ氷河を見学。次にカラファテからチリ側のプエルトナタレスへバスで移動し、そこから船でパイネ国立公園へ入る。公園内のホテルに宿泊して朝焼け、夕焼けのパイネの絶景を満喫。帰りは陸路プエルトナタレスを経由して再度アルゼンチン側のカラファテに戻り、空路1時間南下して南の果てウシュアイアへ。ビーグル水道クルーズでペンギンやアシカの群れを見物し、南の果てを実感。そして、ウシュアイアから空路3時間半北上し、ブエノスアイレスへ戻るというもの。
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アルゼンチンの首都ブエノスアイレス。昔は「南米のパリ」と呼ばれ、すごく繁栄していたんだろうと、その面影を感じる。寂れた大都会といった感じ。
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世界自然遺産のペリト・モレノ氷河。船から見ると青白い断崖絶壁。
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見晴台からみたペリト・モレノ氷河。氷河の上を歩くツアーもある。
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これはウプサラ氷河見学の途中に船から見たスペガッツィーニ氷河。ウプサラ氷河では4WDと乗馬から氷河を楽しんだ。
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チリ側の主役パイネ国立公園。夕日に染まるクエルノス・デル・パイネ(Cuernos del Paine:パイネの角)
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パイネ国立公園を象徴する、3本の岩峰 トレス・デル・パイネ(Torres del Paine)
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サルトグランデの滝から望む、トレス・デル・パイネ(Torres del Paine)。
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ウシュアイアからのビーグル水道クルーズで、船でペンギン島び接近。
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アザラシの群れ、大きな声で求愛する。
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夕暮れ時の灯台を見て、ウシュアイアの港へ戻る。この港から南極へのクルーズ船が出航する。いつかは乗ってみたい。

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第80回 南の果て、パタゴニア2(アルゼンチン・チリ):まずはブエノスアイレスから

パタゴニアへの第一歩として、まずは、アルゼンチンの玄関口、ブエノスアイレスに入る。
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アルゼンチンは第二次世界大戦までは、日本を遙かにしのぐ世界でも有数の経済大国であったわけで、その首都ブエノスアイレスは南米のパリと呼ばれるほど繁栄していたそうだ。
日本から最も遠くにある大都市であるが、日本との関係は結構深い。
1913年には宗主国スペインよりも早く、地下鉄が開通しているのだが、日本初の地下鉄銀座線は、このブエノスアイレスの地下鉄をモデルにしたというのには驚きだ。だが、今は日本の地下鉄の中古車両が走っており、この国の没落度がわかる。
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パリのオペラ座、ミラノのスカラ座に並び、世界三大劇場のひとつとされる、コロン劇場。
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ブエノスアイレスのシンボル、オベリスコ。
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路線バスも発達している。
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街を歩いていると、まるでヨーロッパの街並みそのもの。
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どことなく寂れた感じがするのだが、かつての繁栄ぶりがうかがえる街並みだ。
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ここはレコレータ墓地というブエノスアイレス最古の墓地で、大統領をはじめ著名人が眠っている墓地だ。
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ここは立派なブエノスアイレスの観光地のひとつでもある。
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団体でやってくる観光客のそのお目当ては?
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ミュージカルや映画の題材にもなった「エビータ」のお墓だ。「エビータ」の愛称で呼ばれる、エバ・ペロンは、私生児から女優、大統領夫人にまでのぼりつめ、33歳で病死したという、波瀾万丈の人生を生きた女性で、アルゼンチンでは今も根強い人気があるそうだ。
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アルゼンチン・タンゴ発祥の地、港にほど近いボカ地区へ。
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カラフルにペイントされた家が並ぶ、ボカ地区の有名なポイント。
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生活の匂いがしておもしろい。
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タンゴショーを楽しめるレストラン。ボカ地区にはタンゴショーを見ることができる大小様々な店がある。
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今宵はアルゼンチンワインを楽しみながら、本場のタンゴを満喫する。

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