院長のコラム | 2013年10月

“ドクトル・イトウの地球の果てまで“ 世界60ヶ国以上を訪れた、院長のちょっと変わった見聞録

第89回 パタゴニア11(アルゼンチン・チリ):最果ての街、ウシュアイア その2

ウシュアイアでのメイン・イベント、ビーグル水道クルーズの様子を紹介する。
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ビーグル水道という名前は、「進化論」で有名なダーウィンがビーグル号で世界一周航海をした際の経路であったことに由来している。
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この日は快晴。船の進行方向に、雲が縦に長く伸びて、何とも気持ちのよい空だ。
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マゼラン・ペンギンの営巣地を船の上から観察。
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すごい数のペンギンで、よく見ると雛も混じっている。
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横たわるもの、海に入っていくもの、ボーっと立っているものなど、見ていて飽きない。
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顔とおなかの白黒の帯模様がマゼラン・ペンギンの特徴。
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雛は白黒の模様がまだ無く、図体は大人とあまり変わらないが、何か愛らしい。
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日も暮れてきて、クルーズも終盤。
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何やら、生き物が群れた小島に近づいた。
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アシカの仲間のオタリアとペンギンの様な白黒の鳥が共生している。
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白黒の鳥はペンギンではなく、鵜だ。
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このオタリアたちは親子だろうか?
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有名なエクレルール灯台。夕暮れ時が美しい。
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ウシュアイアの港に帰ってきた。この港は南極クルーズの出航地としても有名だ。
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外国航路の豪華客船も泊まっている。いつかは参加したい南極クルーズ。再びこの港に帰ってくることを夢見て、パタゴニアシリーズを終了する。
ウシュアイアから、空路ブエノスアイレスへ戻り、そこからイグアスへ向かう。次回はイグアス大瀑布。

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第90回 イグアスの滝1(ブラジル・アルゼンチン):ブラジル側から

パタゴニアからの帰路、ブエノスアイレス経由でアルゼンチン側のイグアスを訪れた。アフリカのビクトリア・フォールズ(第10回で紹介:ザンビアーボツワナ国境)、北米のナイアガラ・フォールズ(カナダーアメリカ国境)、そして南米のイグアス・フォールズ(ブラジルーアルゼンチン国境)は世界三大瀑布と呼ばれているが、それぞれ国境になっているぐらいで、日本の滝とはスケールが全く異なる。中でもビクトリアとイグアスはナイアガラとは比べものにならない。
私見として、スケールと迫力はビクトリアが一番ではないかと思うが、イグアスは、滝という景色を色んな角度や距離から楽しめるようによく工夫され、整備されている。
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国境の橋を渡って、アルゼンチンからブラジル側へ入る。まずはブラジル側から見学する。
世界遺産、イグアス国立公園。
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カラフルなバスに乗って、国立公園の入口から滝の見学場所まで移動する。
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ブラジル側の公園内にある唯一のホテル、ホテル・ダス・カタラタス。滝の目の前にあって、絵になるホテルだ。
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ブラジル側からは主に滝の遠景を楽しむ。
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いくつもの滝が立体的に奥行きのある景色で楽しめる。
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この様な写真が撮れるのがブラジル側の特徴だ。
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遠景といっても非常に迫力がある。
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公園内にはアナグマがうろちょろしている。人間に慣れていて、エサを求めて寄ってくる。
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エレベータに乗って展望台から滝を見下ろす。
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あちらこちらに大小様々な滝がある。
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ここは、落ちていく滝を間近に見ることのできるビューポイント。
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滝の水しぶきで虹が出ていた。
次回はアルゼンチン側の滝の景色を紹介する。

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