大阪 城東区の内科、循環器内科クリニック。循環器疾患、生活習慣病の管理、花粉症などアレルギー疾患、禁煙外来対応。
“ドクトル・イトウの地球の果てまで“ 世界60ヶ国以上を訪れた、院長のちょっと変わった見聞録
アンコール・ワットシリーズの最後は、世界遺産、天空の寺院 "プレアビヒア"を紹介する。
カンボジアとタイの国境に位置するこの遺跡は、歴史的にその周辺地域の領有権を巡って争われてきたのだが、2008年に世界遺産に登録されてからは両国の対立が激化し、2011年には武力衝突で死傷者を出す事態が発生した。2013年11月に国際司法裁判所の裁定が出てからは治安も安定し、観光も可能となった。
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シェムリアップから山の麓まで、片道3時間のドライブだ。道路が舗装されたのはまだ最近のようで、以前は4、5時間かかったらしい。
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のどかなカンボジアの田舎風景を見ながらのドライブ。
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集落のある辺りの様子。
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途中、トイレ休憩に立ち寄ったガソリンスタンド。
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バイク用なのか、瓶詰めで売られていたのはオイル?
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地面に広げられていた妙な物体。虫のさなぎの様にも見えるのだが。。。
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何と、これはカシューナッツだった。
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プレアビヒアの麓にあるドライブイン?に到着。ここで昼食だ。
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ツアーに付いている、おにぎり弁当をいただく。これが結構嬉しかったりする。
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トイレはさすがに水洗ではないが、手動水洗式だ。左の瓶の水をすくって流す。比較的きれいだ。
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コカコーラは海外でこんな飲み物を売っている。
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麓で四輪駆動トラックの荷台に乗り換えて、遺跡の入り口まで山を登っていく。
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入り口からは徒歩で、崩れかけた急角度の長い階段を上っていく。
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かろうじて外観を保っている、第一塔門へ到着。
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外枠だけが残っている。
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長い石畳を歩いて行く。
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振り返ると、眼下に広がる密林ジャングル。
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第二塔門手前の沐浴場。
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第二塔門はいい状態で残っている。
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立派な塔門だ。
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横から眺めると。
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かなり繊細な塔門のレリーフ。
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振り返って見た、第二塔門。
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青空をバックに、美しい塔門だ。
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第三塔門。
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向こうの山の上に見える建物は、タイ側の展望台。
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望遠で寄ってみる。向こうからも、望遠鏡でこちらを見ている。タイとは領有権を巡って軍事衝突したぐらいなので、妙な緊張感がある。
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第四塔門が見えてきた。
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中へ進んでいく。
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回廊の内側はかなり朽ち果てている。
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回廊と右側は瓦礫と化した中央祠堂。
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プレアビヒアには、遺跡というよりも、この頂上からの絶景を見るためにわざわざやってくるのだ。
こんなところに寺院があるのだから、天空の寺院といわれる所以だ。
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眼下に広がるジャングルは、カンボジアとタイ、ラオスの国境でもある。
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絶景をバックに、ガイドが面白いショットを撮ってくれた。
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もう一枚。
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三人乗りのバイクの人たちに手を振って、シェムリアップへ戻っていった。暑さが身体にこたえるが、見所の多いアンコール・ワットの旅だった。
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次は、「天空の城ラピュタ」のモデルともいわれる、密林の中の遺跡、ベンメリアへ向かう。
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入口から赤土の参道を進んでいく。
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廃墟で有名なこの遺跡なのだが、ナーガ(蛇神)は保存状態がよい。
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いきなり瓦礫の山が見えてきた。ポルポト派が仕掛けた地雷が除去され、この遺跡が観光客に公開されるようになってまだ十数年。遺跡そのものはほとんど修復されず、発見されたままの姿で保存されている。
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ほとんど原形をとどめていない。まさに廃墟だ。
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瓦礫と化した岩のブロックの中で、ここでもナーガ(蛇神)だけは保存状態がいい。
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一部に残った遺跡から、元がどういう感じであったのかが何となく伝わってくる。
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鬱蒼と茂ったジャングルの中は比較的涼しい。遺跡の内部には歩道が巡らされていて、
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立体的に遺跡を見ることができる。
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壁面に樹木が根を張り巡らしている。浸食されているというのか、一体化しているというのか。
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建物の上から樹木が生えている様に見える。
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樹木に呑み込まれているようだ。
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崩れ落ちた壁面のレリーフは朽ちていっている。
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建物を跨いで樹木が伸びている。
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瓦礫の頂から樹木が生えている。
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瓦礫となってしまったレリーフ。
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Uの字にくねりながら伸びている。
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回廊の入り口も、崩れ落ちた瓦礫でふさがれてしまっている。
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比較的原型を留めている建物も、
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樹木に覆い尽くされている。自然に食べられているという感じだ。
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散乱している瓦礫の中に、レリーフの足だけが残っていた。
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上部だけを残して崩壊した神殿。ベンメリアの象徴のような景色だ。
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朽ち果てたテバター。
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文明が衰退して廃墟と化し、自然に浸食され、同化し、最後は土に帰っていく。「天空の城ラピュタ」のテーマそのもののような感じがした。なぜか落ち着く空間だった。
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ハンモックで一休み。
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遺跡巡りに戻って、今度は郊外にある、バンテアイ・スレイ へ向かう。
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のどかな田舎風景を眺めながらのドライブだ。シェムリアップから少し離れるとずーっとこんな風景が続く。
これは沿道の民家だ。いわゆる高床式になっていてる。トタン屋根でかなり暑いらしい。
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これは、屋台の商店といったところか、色んなものを売っている。
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バンテアイ・スレイ のインフォメーションセンター。世界各国からの観光客が集まっている。
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これは世界の遺跡(左側)とアンコールワットの遺跡を年表で比較した表だ。右側の上から二つ目がバンテアイ・スレイ 。メキシコのマヤ文明の遺跡、チチェン・イッツァと同時代となる。なかなか比較はしにくいが、ここの繊細な彫刻技術はかなり突出しているように思う。
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バンテアイ・スレイの東門へ向かう。外壁は赤色の砂岩とラテライトでできていて、他の遺跡と比べて赤い。
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門の周囲には細かい彫刻が施されている。
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特に上部のレリーフは芸術的だ。
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リンガと呼ばれる石柱が並ぶ、赤い参道を進んでいく。リンガとは男性器を模ったものらしい。
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第一周壁の柱のレリーフもすばらしい。
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もっとも美しいと言われる、第二周壁の門が見えてきた。
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有名な写真スポットだ。
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先端が渦巻く破風が特徴で、デザインがすごく斬新的だ。
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細かいレリーフには、マハーバーラタが描かれている。
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重厚な第三周壁の門。
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踊るシヴァ神の彫刻が施されている。
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第三周壁の内部。
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中央祠堂と北塔(左側)
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北塔の門。両側にテバターが彫られていて
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右側のテバターが、有名な「東洋のモナリザ」
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左側のテバターも美しい。なぜ左側だけが有名なのか??。ガイドに言われないとどちらが「東洋のモナリザ」なのか区別がつかないところだった。
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南側の経蔵。
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経蔵のレリーフもすばらしい。
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破風にはラーマーヤナが描かれていて、
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カイラス山で瞑想するシヴァ神と抱きつく妻バルヴァティが彫られている。
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外側から見た様子。環濠で囲まれているのがわかる。
遺跡観光の連続で、少し飽き気味であったが、バンテアイ・スレイ のレリーフは他の遺跡と比べても格段に繊細で、すばらしい遺跡だった。
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遺跡巡りは一休みして、世界中から観光客の集まる、シェムリアップの街を紹介する。
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トゥクトゥクで夜の繁華街へくり出す。観光で成り立っている街だけあって、治安は比較的良好だ。
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飲み物や食べ物屋が集まる、"PUB STREET"。
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その中でも有名なアメリカンパブ、"RED PIANO"。
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冷たいアンコール・ビールをいただく。
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クネクネと妙な形をしたコーンにアイスクリームを入れるお店。
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水槽の小魚が足の角質を食べてくれるというお店。この水槽に足を突っ込む。
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セブンイレブンのパチモン。
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ソーセージや魚の干物が吊されている。結構臭う。
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なんと懐かしい名前を発見!「SWENSEN'S:スウェンセンズ」だ!今から約35年前、大阪の阪急グランドビルにあったアイスクリーム専門店で、今は日本に店舗はないようだ。
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メニューを見てまたびっくり。昔とほとんど同じだった。懐かしの「コイットタワー」を注文したら、見た目も味も全く同じだった。懐かしのスウェンセンズにカンボジアで再会するとは、ほんとに驚きだった。
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昼間のシェムリアップはいわゆるアジアの田舎町。
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バイクと車が混沌と行き交う、埃っぽい街だ。
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昼食を済ませ、午後からはいよいよアンコール・ワットの見学だ。
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門を抜けると、参道の向こうにアンコール・ワットが現れた。
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アンコール・ワットは12世紀に造られた、ヒンドゥー教寺院で,後に仏教寺院に改修されたそうだ。
東西1,500m、南北1,300mの濠に囲まれている。
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寺院は正面が西向きで、午前は逆光となるので、午前中にアンコール・トムやタブロームを巡り、午後からアンコール・ワットを見学するツアーがほとんどだ。
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寺院は3層の回廊と5つの塔で構成されている。この角度から見ると5つの塔が見える。この場所は朝日を見に来た場所だ。
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オレンジ色の法衣を纏った、若い僧侶の卵たちも見学に来ていた。
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最も外側の「第一回廊」を外から見た様子。
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すべて石造りで、主に砂岩とラテライトからできている。
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第一回廊の様子。
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壁面には壁画がぎっしりと彫られている。
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乳海撹拌(にゅうかいかくはん:ヒンドゥー教の天地創世神話)の壁画。
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叙事詩ラーマーヤナの壁画で、手がたくさんあるのが、鬼神ラーヴァナだそうだ。
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十字回廊から第二回朗へ向かう。所々にデバターが彫られている。
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頭のない仏像。
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第二回廊を出て、第三回廊と中央祠堂を見上げる。
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右側に第三回廊への急な階段があるが、今は使われていない。
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この辺りはたくさんのデバターが彫られている。
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第三回廊へは、後付けのこの急な階段を上っていく。
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第三回廊から第二回廊を見下ろした様子。
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デバターと連子窓
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第三回廊から見た中央祠堂。荘厳なムードが漂う。
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ここに雨水を溜めて、沐浴に使用していたそうだ。
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内側から見た第三回廊。
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第三回廊の様子。
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デバターは似ているようで、皆それぞれに趣が異なる。見れば見るほど深い。
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第三回廊から第二回廊と第一回廊(外側)を見下ろす。
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第三回廊から西側を見下ろす。参道の向こうに西門がある。
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裏側(東側)から見たアンコール・ワット。
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正面(西側)からとは少し感じが違う。
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もう少し外側から見ると、木々の間からアンコール・ワットが現れる。
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夕陽観賞スポットで有名なプノンバケンの丘は、夕暮れ時になると観光客で大混雑。残念ながらこの日は神秘的な夕陽を拝むことはできなかったが。。。
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このプノンバケンの丘から見たアンコールワットは、夕陽に輝いてまた格別だ。
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すばらしい。
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次はアンコール・ワット遺跡群の中でも人気の高いスポットである、「タ・プローム」へ移動。
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入口の四面観世音菩薩。この寺院が元は仏教寺院であったことがわかる。その後にヒンドゥー教寺院に改修されたそうだ。
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寺院というよりは、廃墟といった感じで、後で紹介する「ペンメリア遺跡 」と共に、「天空の城ラピュタ」を彷彿させる。文明が自然に飲み込まれたかのような光景だ。
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今までに見たことのない不思議な世界だ。
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ガジュマルの木が建物を飲み込むように浸食している様子は圧感だ。
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一見、樹木が建物を破壊していっているように見えるのだが、樹木が崩壊しかけた建物を支えているという見方もある様だ。
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寺院の中の崩壊もかなりひどく、回廊もこんな様子だ。
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周囲も崩れ落ちている。
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瓦礫と化した崩れた壁面には、繊細なレリーフが彫られている。
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蛸の足のように,縦横無尽に伸びたガジュマルは、確かに柱や梁のように建物を支えているようにも見える。
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崩壊はかなり進んでいる。
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ガジュマルの根の隙間から顔が覗いている。
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デバター(女神)が微笑んでいた。
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木の根の隙間が、ちょうど入口になっている。
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まるで生き物の血管のようだ。
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銀色に輝く木。
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自然と人工物が共生しているかのようにも見える。
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立派に根を張った木。
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回廊の外側の状況はかなり深刻で、
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まさに廃墟と化している。
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不思議なレリーフを見つけた。「恐竜」のレリーフだ。自分には今様な恐竜のイラストのようにしか見えず、何でこの時代にこのようなレリーフが??? この遺跡で一番の不思議だった。
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バイヨンを抜け、バプーオン寺院へ向かう。
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バプーオンへ続くこの参道は「空中参道」と呼ばれていて、横から見ると高さ2メートルの3列の円柱に支えられて、地面から浮いたようになっている。
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沐浴をしたといわれる池。
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「空中参道」を進んでいく。バプーオンとは「隠し子」という意味で、その昔、敵から王子を守るために、この寺院に隠したからだと言われている。
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バプーオンは3層構造のピラミッド型になっていて、遠景と近景では見え方が異なる。
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入口の階段を上っていく。
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階段を上り、正面から中央祠堂を見上げる。
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斜め方向から。
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少し離れて見るとこんな感じだ。
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この急な階段を上り、もう1層上へ。
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上の回廊。
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上から見下ろした様子。
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寺院の裏側で、みな立ち止まって壁を眺めている。何やら意味のある壁面らしい。よくよく見ると、顔のように見えてくる。これは「寝釈迦像」といわれるもので、向かって左側がお釈迦様の顔で、右側が胴体となる。
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お釈迦様が横になっている像で、説明ではこのようになっているのだが、なかなか上手く見えない。
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次にピミアナカスへ向かう。ジャングルに隠れた廃墟のような寺院だ。グアテマラのティカル遺跡に似ているように思う。
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赤茶色のラテライトを積み上げてできた、ピラミッド型の寺院だ。
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損傷がかなり進んでいる。
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王宮のテラスから、前庭を望む。暑いため、車やバスは木の下に集まって駐車している。
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象の鼻が柱になった、「象のテラス」。
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象が鼻でハスの花を絡め取っている様子だそうだ。
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ライ王像があるテラスで、「ライ王のテラス」と呼ばれる。
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テラスの高さは6メートルあり、壁一面に壁画が彫られている。
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阿修羅と神々が一緒に描かれている。
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朝食を済ませてから、午前の観光がスタート。まずは、アンコール・トムへ向かう。
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現地での気楽な移動手段はこの「トゥクトゥク」と呼ばれるバイクタクシー。
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実際にはこんな感じで、埃っぽいのが難点だが、風が心地よい。値段は個別交渉だ。
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なぜか、「哀川翔」ステッカーを貼ったトゥクトゥクを見つけた。調べてみると、哀川さんはラリーでカンボジアを訪れているようだ。
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これはチケット売り場。ここで「アンコール・ワット遺跡群」の共通チケットを購入する。1日券、3日券、7日券などがあり、ちゃんとその場で写真を撮って、顔写真入りのチケットを発行している。
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アンコール・ワットを右手に見ながら、アンコール・トムへと向かう。
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アンコール・トムの入口、「南大門」へ続く橋へ到着。橋の両側に阿修羅像と神々がそれぞれ54体並んでおり、ナーガ(蛇神)の胴体を引っ張っている。
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アンコール・トムとは「大きな都市」という意味で、四方を1辺3kmの堀で囲まれた城郭都市だ。
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橋の上を車やバイクやトゥクトゥクがひっきりなしに通過していく。南大門の入口は乗用車1台が通れる程度の幅なのだが、これは象に乗った王様が通れる幅と高さなのだそうだ。
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欄干に並ぶ神々の像、左腕でナーガ(蛇神)の胴体を抱えている。
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反対側は阿修羅像、頭のないものや新しく修復されたものもある。
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南大門の上部は観世音菩薩の四面仏塔となっている。四方で表情が微妙に異なる。このような仏塔がアンコー・トムには54塔あるそうだ。
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四面仏塔の下、入口の右側には3つの象の頭と鼻がある。
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確かに象の鼻だ。
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よく見てみると、四面仏の下には、手を合わせるテバター(女神)のレリーフがたくさん彫られている。
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非常に手の込んだレリーフだ。見れば見るほどいろんなモノが見えてくる。
南大門を入り、バイヨン寺院へ向かう。
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窓から覗いたバイヨン寺院。
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バイヨン寺院の外観。寺院自体は3層構造になっており、中央に位置する最も高い「中央祠堂」とその回りの「第二回廊」一番外側の「第一回廊」で構成されている。
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これらは全て石のブロックを積み重ねて造られたもので、ジャングルの中に、よくもまあこんなに壮大な寺院を造ったもんだと感心する。
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中央祠堂へと登っていく。
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この付近には、大小様々な49もの四面塔がある。
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この四面塔の顔については、観世音菩薩やヒンドゥーの神、王の顔など諸説あるそうだ。
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顔はみな微妙に異なっていて、これも興味深い。少し微笑んだ表情は「クメールの微笑み」と呼ばれている。
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アジア系の顔つきで親近感がわく。自分にはやはり菩薩さんに見えて,思わず手を合わせてしまう。
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第一回廊には壁一面にレリーフが彫られている。レリーフにはクメール人の日常生活や戦の様子が描かれている。
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これは「トンレサップ湖の戦い」の様子。クメール(カンボジア)軍とチャンパ(ベトナム)軍との戦いの様子で、船に乗っているのがチャンパ軍。
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こちらはクメール軍。チャンパ軍とは髪型が異なるのがわかるだろうか。
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回廊を振り返るとこんな感じだ。
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テバター(女神)も多く、その彫りは繊細で、女性的な曲線が美しい。
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回廊の奥にお堂のようになっている場所があり、実際に僧侶が供養していた。
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このブログを始めて丸5年を迎えようとしているが、初めてアジアの絶景を取り上げたいと思う。かねてから是非行ってみたかった、アジアの至宝といわれる、世界遺産" アンコール・ワット"を訪ねた。
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今回の行程は、関空からベトナムのハノイ経由で、カンボジアのシェムリアップへベトナム航空で入った。
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トランジットで利用した、ハノイ空港。院長はベトナム初体験。ちなみにこの空港は日本のODAで整備されたものだ。
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さすがにここはベトナム。空港内で生春巻きや"フォー"が食べられた。
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空港の土産物屋で、ちょいとふざけて、ベトナム軍。
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そんなこんなで、カンボジアのシェムリアップに到着。今回のホテルにたどり着いた。
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早々、翌早朝からアンコール・ワットの朝日を見学に出発。アンコール・ワットはジャングルの中、壕に囲まれている。
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正面がアンコール・ワット寺院。まだ薄暗い中を寺院へ向かっていく。
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ちなみに、カンボジアの紙幣にもアンコール・ワットが印刷されている。
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池の手前から、朝焼けのアンコールワットを望む。
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何とも幻想的だ。
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空の色が徐々に変わって行く。
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こんな具合で、たくさんの観光客がカメラを構えている。ちなみにここを訪れる観光客の国別では、ベトナム、韓国、中国が多く、日本は第4位らしい。最近は中国人が激増している。今回も周囲は中国人だらけだった。
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池に空と寺院が映って、影絵のような景色となる。
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刻一刻と空の色が変わっていく。
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少し寺院に寄ってみて。
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空が徐々に赤くなってくる。
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寺院の背景が明るくなってきた。
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かすかに光が差してきた。
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塔の間から朝日が顔を出した。
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ここからは一気に空が明るくなって、サンライズショーは終了した。
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見物客が帰路につきだした。これからホテルに一旦帰って朝食を摂り、午前の観光に出発する。
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帰路にアンコール・ワットを振り返って。
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これから一気に気温が上がる。
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すっかり夜が明けた。一旦ホテルに戻って朝食だ。
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