院長のコラム

“ドクトル・イトウの地球の果てまで“ 世界60ヶ国以上を訪れた、院長のちょっと変わった見聞録

第143回 アジアの至宝「アンコール・ワット」7(カンボジア):バンテアイ・スレイ

遺跡巡りに戻って、今度は郊外にある、バンテアイ・スレイ へ向かう。
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のどかな田舎風景を眺めながらのドライブだ。シェムリアップから少し離れるとずーっとこんな風景が続く。
これは沿道の民家だ。いわゆる高床式になっていてる。トタン屋根でかなり暑いらしい。
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これは、屋台の商店といったところか、色んなものを売っている。
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バンテアイ・スレイ のインフォメーションセンター。世界各国からの観光客が集まっている。
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これは世界の遺跡(左側)とアンコールワットの遺跡を年表で比較した表だ。右側の上から二つ目がバンテアイ・スレイ 。メキシコのマヤ文明の遺跡、チチェン・イッツァと同時代となる。なかなか比較はしにくいが、ここの繊細な彫刻技術はかなり突出しているように思う。
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バンテアイ・スレイの東門へ向かう。外壁は赤色の砂岩とラテライトでできていて、他の遺跡と比べて赤い。
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門の周囲には細かい彫刻が施されている。
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特に上部のレリーフは芸術的だ。
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リンガと呼ばれる石柱が並ぶ、赤い参道を進んでいく。リンガとは男性器を模ったものらしい。
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第一周壁の柱のレリーフもすばらしい。
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もっとも美しいと言われる、第二周壁の門が見えてきた。
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有名な写真スポットだ。
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先端が渦巻く破風が特徴で、デザインがすごく斬新的だ。
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細かいレリーフには、マハーバーラタが描かれている。
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重厚な第三周壁の門。
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踊るシヴァ神の彫刻が施されている。
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第三周壁の内部。
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中央祠堂と北塔(左側)
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北塔の門。両側にテバターが彫られていて
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右側のテバターが、有名な「東洋のモナリザ」
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左側のテバターも美しい。なぜ左側だけが有名なのか??。ガイドに言われないとどちらが「東洋のモナリザ」なのか区別がつかないところだった。
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南側の経蔵。
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経蔵のレリーフもすばらしい。
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破風にはラーマーヤナが描かれていて、
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カイラス山で瞑想するシヴァ神と抱きつく妻バルヴァティが彫られている。
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外側から見た様子。環濠で囲まれているのがわかる。
遺跡観光の連続で、少し飽き気味であったが、バンテアイ・スレイ のレリーフは他の遺跡と比べても格段に繊細で、すばらしい遺跡だった。

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