院長のコラム

“ドクトル・イトウの地球の果てまで“ 世界60ヶ国以上を訪れた、院長のちょっと変わった見聞録

第227回 北海道の大自然を撮ってみたい その19:釧路 2025

「ドクトル・イトウの地球の果てまで」はもう15年目に入った。
院長にとって、年中行事となってしまった冬の鶴居村、今年もやって来た。
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早朝にタンチョウの寝ぐらを巡る。タンチョウは餌の少ない冬場、日中は給餌場に集まり、夕刻になると、それぞれの寝ぐらに戻っていく。凍らない川が、彼らの寝ぐらになる。
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この日の釧路はマイナス15度、早朝の音羽橋はマイナス20度ぐらいかもしれない。天気が良く、いい感じに「ケアラシ」が見られた。
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この「ケアラシ」の中のタンチョウを撮るために、世界中から写真好きが集まってくる。日の出前から場所取りをして、日の出を待つのだが、橋の上なのでとにかく寒い。また、川の整備をしたため、タンチョウの寝床が橋から年々遠くなっていっている。
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しかも「ケアラシ」は気温や天候等の条件が揃わないと、なかなか見ることができない。
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キタキツネを見つけた。冬のキタキツネは毛がフサフサしていて愛らしい。
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雪原へ戻っていくキタキツネを追いかけていくと、
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そこには、なんと二羽のタンチョウが。
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もちろん、キタキツネはタンチョウを襲うこともあるようだが、
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この日は、お互い警戒することもなく、通り過ぎていった。
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エゾジカ、それも立派な角を持った、三頭のオスに遭遇。
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エゾジカのオスは単独で行動するが多いので、これもまた珍しい。
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給餌場(伊藤タンチョウサンクチュアリ)に戻って、ゆっくりタンチョウを観察。
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この風景とタンチョウの鳴き声を聞くと、鶴居村に来たんだなあと再認識する。
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頭を毛に埋めて、団子になったタンチョウ。
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夕暮れ少し前から、タンチョウは給餌場から自分たちの寝床へ帰っていく、その飛んで行く姿を求めて、菊池牧場へ移動する。
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地元の人によると、この日は飛行ルートを変えたらしく、あまり多く見ることはできなかった。
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夕陽に羽を染めたタンチョウ。

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