院長のコラム

“ドクトル・イトウの地球の果てまで“ 世界60ヶ国以上を訪れた、院長のちょっと変わった見聞録

第88回 パタゴニア10(アルゼンチン・チリ):最果ての街ウシュアイア その1

エル・カラファテから飛行機でさらに1時間20分南下し、パタゴニアの最終目的地ウシュアイアへ向かう。
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ビーグル水道が見えてきた。飛行機ならもう少しで南極だ。
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世界最南端の都市、ウシュアイアへ到着。街の中心街は特に特徴も無く、素朴な田舎町といった雰囲気。
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ウシュアイアはもちろん観光地として有名なのだが、もう一つの顔があり、国の経済特区となっていて、輸入品が免税で買える街なのだ。やけに電器店やアウトドアグッズの店が目につく。SONYなど日本ブランドの看板もよく見かける。
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この街の名物料理も、やっぱりコルデロ(子羊の丸焼き)。肉とワインは確かに美味しいが、それしか無いところが、日本人にはきつい。この街にはもう一つの名物として、セントージャというタラバガニに似た大きなカニがあるのだが、取り立てて美味いというモノでは無かった。
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ご当地ビールは、ビーグル水道にちなんで、その名も"ビーグル"
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郊外に出ると、まるでカナダのような風景が広がる。これはビーバーが小川をせき止めたダム。その昔、毛皮が取れるとのことで、カナダからビーバーを輸入したそうだ。しかし、ビーバーの毛皮は売り物には成らず、結局、野生化してしまって、このようにあちこちで川をせき止めて困っているのだそうだ。笑い話のような実話。
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ここはシベリアンハスキーの繁殖場。ここで数を増やして輸出するそうだ。
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ここは世界最南端の鉄道の駅で、「世界の果て号」というミニSLが公園内を走っている。
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「世界の果て号」だ。
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列車で公園内を巡り、先住民達の昔の生活の様子を垣間見る。
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先住民族、フエゴ人の記録だ。この寒い土地で、裸で生活をしていたというのには驚きだ。
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20世紀前半、この街は刑務所として発展したそうで、隔離された流刑地であった。
街には縞々の囚人服の絵や人形をよく見かける。今では、囚人服もこの街のみやげ物になっている。

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