院長のコラム

“ドクトル・イトウの地球の果てまで“ 世界60ヶ国以上を訪れた、院長のちょっと変わった見聞録

第63回 アタカマからウユニ塩湖へ8(チリ・ボリビア):天空の湖

明けましておめでとうございます。
2013年最初の更新はアタカマからウユニ塩湖シリーズの最終回だ。標高4200mを超える天空の世界に、何とも美しい湖があるという。このシリーズのクライマックスを紹介したい。
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標高4000m以上、樹木の生息出来ない森林限界を超えた世界をひた走る。
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何もない世界だが、つい写真を撮りたくなるぐらい美しい。空に吸い込まれそうになる。
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殺風景な景色の中に突然、赤い湖が見えてきた。これが標高4200mにある天空の湖の一つ、その名もLago Colorada (Red Lake)「赤い湖」だ。
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赤く見えると言うよりも、本当に赤い。その赤さが周囲の景色に何故かマッチしている。
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赤い湖にピンクの鳥が飛んでいる。フラミンゴだ。
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この辺の湖どこにでもいるというのではなく、何故かここにしかいない。
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ここの景色を見ていると、赤い湖の水を飲んでピンクに染まったかのように思える。
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こんな絶景を同時に見ているのは我々だけだというのが、何とも贅沢である。他には誰もいない。
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しばらく走ると、今度は湯気が立ち上る地帯に着いた。
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地面にクレーターのような穴が何カ所もあいていて、そこから湯気がモクモクと上がっている。
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周囲には硫黄の臭いが立ちこめて、いわゆる温泉の匂い。
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恐る恐るのぞいてみると、マグマのようにゴボッゴボッとどろどろの地面からガスが吹き上げている。
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再び、何もない大地をひた走る。
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また湖が見えてきた。
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右端はいわゆる天然露天風呂、観光客がしばし休憩している。この景色の中で露天風呂とは何とも贅沢だ。
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6000m級の山々を横目に、ひた走る。
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鮮やかなエメラルドグリーンが目に飛び込んできた。もう一つの天空の湖Laguna Verde (Green Lake)「緑の湖」だ。
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底抜けに青い空、茶色い山とのコントラストが本当に美しい。
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アンデスの山々を見渡す景色は本当に贅沢だ。
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バスの残骸も何故か絵になってしまう。こんなところをバスが走っていたのか?走れるのか?
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アンデスの山々を見渡しながら、オフロードを突き進む。
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ボリビアとチリの国境、ボリビア側のイミグレーションだ。何とも素朴な小屋なのだが、ちゃんと常駐の職員がいて、パスポートにスタンプを押してもらった。
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夕日で地面が輝きだした。
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もうすぐチリのアタカマだ。
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アタカマ近くの国境からチリに入国し、アタカマ経由でカラマには夜8時に帰着した。我々が今まで体験した旅行で最も苛酷な36時間であったかも知れないが、満足度200%の絶景であった。

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