院長のコラム

“ドクトル・イトウの地球の果てまで“ 世界60ヶ国以上を訪れた、院長のちょっと変わった見聞録

第58回 アタカマからウユニ塩湖へ3(チリ・ボリビア):ウユニ塩湖を目指して

さあ、ウユニ塩湖へ向けて出発だ。今回のルートは第56回の地図でも紹介したように、アタカマからチリ側をずっと北上し、ウユニ塩湖近くの国境でボリビアに入る。帰りは逆にボリビア側を南下し、アタカマ近くの国境からチリに戻ってくる。
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4月29日午前5時、まだ夜明け前の暗闇の中、借り上げた4WDに乗って、アタカマを出発した。
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日が昇ると、何ともすごい景色が広がっていた。
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今回の行程はずっと標高3000m以上で、途中最高5000mの地点を走り抜ける。
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当然の事ながら、この高さは森林が成育する限界を超えていて、見渡す限り樹木というものがない。緑が無い世界だが、日を浴びて茶色と黄色に輝いて美しい。
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近づいてみると、土と岩の世界。
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これが今回借り上げた車、三菱の5人乗りピックアップ4WDだ。おんぼろランクルを想像していたが、きれいな車だった。
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遠くに何やら動物を発見!
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ビクーニャだ。アルパカやリャマの親戚で、ラクダ科の動物。ビクーニャの毛織物は超高級だ。
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アタカマを出発して6時間、ボリビアとの国境に着いた。
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何とも殺風景な景色だが、空の青さが本当にきれいだ。
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ここは国境の駅なのか、たくさんの車両が止まっていた。
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止まっているのか、捨てられているのか、駅なのか、列車の墓場なのか。
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これが国境。向こうはボリビアだ。
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この辺りは、見渡す限りの地面が鉱物資源そのものだ、こういった景色は見たことがない。
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塩湖のように美しくはないが、鉱物で出来た湖だ。
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途中、トイレ休憩に立ち寄った村。このあたりは標高4000mを超えている、空の青さに吸い込まれそうになる。
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素朴で質素な村の様子。
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この民家でトイレを借りた。ソーラーパネルがあって驚いた。
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看板には、「ここ! ビール、ワイン、ラム酒、コーラ。。。」酒場なのか酒屋なのか、これほどの場末は無いだろう。
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村の教会とお墓。
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ここにもビクーニャがいた。
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なんかすごい景色が見えてきた。今までに見たことのない、不思議な感覚をおぼえる。
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とうとう到着、白い海のように広がる景色はウユニ塩湖だ!

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