院長のコラム

“ドクトル・イトウの地球の果てまで“ 世界60ヶ国以上を訪れた、院長のちょっと変わった見聞録

第33回 氷点下30度の世界(ポーランド):スロバキアとの国境

 ポーランドというと寒い国というイメージがあるかも知れない。確かに冬は氷点下が珍しくない。でも今の大阪の冬と比べると、何故かワルシャワにいたときの方が寒さをあまり感じなかった。まず、寒い国は何処に行っても暖かい。家の中では結構薄着で過ごせる。また、寒さの質が少し違う。湿度が低いので体感温度はその数字ほど寒くはない。
 ちなみに、風のあまり吹かないワルシャワでは、0度はあまり寒く感じない。マイナス6度ぐらいで寒いと感じ出す。日本の寒さとは少し違う。でもマイナス15度を下回りだすと、これは凄い寒さとなる。鼻毛が凍る寒さだ。鼻から息を吸うと、パリパリと鼻毛が凍りつくのがわかる。
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 ポーランドは平らな国で、内陸部には山がない。しかし、南の端のチャコやスロバキアの国境に山々がある。中でもスロバキアとの国境にあるタトラ山脈は美しく、ポーランドでスキーが出来る数少ない観光地のザコパネがある。そこから南に少し行くとスロバキアとの国境の街がある。
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 この街にはニェジィツァ城(Niedzica Zamek)という古びたお城がある。湖に面した静かな城だ。
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 この日は氷点下30度、ダイアモンドダストが舞うような世界だ。確かに寒い、もちろん寒い。でも日本のような北風が吹かず、しーんとした静寂の世界。凛とした寒さに極限の美しさを感じる。
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 何気ない川縁の風景だが、晴れた日には凍った木々が本当に綺麗だ。
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 何の変哲もない風景だが、静かで、絵のような風景だ。
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 これが国境、このゲートを超えるとスロバキア、歩いて通過することが出来るが、もちろんパスポートが必要。ゲートの向こうには酒屋が何軒も並んでいる。
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 スロバキアの方が物価が安く、酒が安いので、ポーランドの人はパスポートを持って買い物に行く。買う酒はもちろんウオッカ。ヨーロッパでは結構こんな感覚がある。以前にベルギーを車で旅行していたとき、途中でガソリンが安いからと隣国ルクセンブルグにわざわざ給油をしに行った思い出がある。

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