大阪 城東区の内科、循環器内科クリニック。循環器疾患、生活習慣病の管理、花粉症などアレルギー疾患、禁煙外来対応。
“ドクトル・イトウの地球の果てまで“ 世界60ヶ国以上を訪れた、院長のちょっと変わった見聞録
最終日に首都レイキャービックに戻ってきた。

こじんまりとして、カラフルでおしゃれな街。

ここは首相府、日本で言うところの総理官邸。塀や警備員が居るわけでもなく、何ともオープンな建物だ。

セグウェイで巡る、市内観光ツアーもある。

何ともアートな壁。

レイキャービックのランドマーク、ハットルグリムス教会が見えてきた。

非常に前衛的な建物だ。

中ではちょうど、パイプオルガンの演奏が行われていた。オルガン奏者の服装にまたビックリ。本当に自由な国民性が現れている。

73mの高さがあり、展望台へはエレベーターで登ることができる(有料)。

レイキャービックの街並みを一望できる。

街のスーパーの様子を少し。アイスランドは物価が高いことで有名だが、卵10個パックが安い方で569クローネ、日本円で約500円。

これはパンケーキの素。ペットボトルにパンケーキミックスが入っていて、牛乳を入れて振るだけでできあがり。
ありそうで無い発想に感心した。

日本では冷蔵物は冷凍庫だが、ここでは冷凍室に置かれている。

フランクフルトにベーコンが巻かれている。これもあんまり見ないが美味しそう。

レイキャービックの名物はホットドックらしい。ホットドッックスタンドには行列ができている。確かに美味しかったが、特に。。。

土産物屋にはバイキングが。

どこもかしこも、なんかアートしている。

レイキャービックを後にして、最終目的地のブルーラグーンへ向かう。湯気が見えてきた。

ブルーラグーンはアイスランドの名所のひとつで、いわゆる大きな露天風呂。

ブルーラグーンのことは知ってはいたが、恥ずかしながら、天然の温泉と思っていた。実は人工の温泉で、近くにある地熱発電所の排水をを溜めて造った、人工の温泉池なのだ。

名前の通り、含有物のせいで、青白い温泉だ。

中はいたって近代的で、ロッカーも電子キー。

もちろん中は水着着用。温泉プールの様なもの。

外気が冷たいので、ぬるめのお湯がちょうどいい。泥パックなども楽しめる。

中にはドリンクバーもあり、お酒も飲める。

アイスランドの温泉で飲むビールは格別だ。
これで今回のアイスランドシリーズは終了だが、アイスランドにはまだまだ見所がある、冬のオーロラツアーにも挑戦してみたい。

翌朝、ヴィークを出て、アイスランド最大の氷河、ヴァトナヨークトル国立公園を目指す。

氷河が見えてきた。

だんだん近づいて来た。この氷河は国土の8%を閉める大きさがあるらしく、見えているのはそのごく一部だ。

ヴァトナヨークトル氷河観光の拠点、スカフタフェットルに到着。ここにはツアー会社のオフィスがあり、ここで準備を整えて、様々な氷河アクティビティーに出発していく。

まずは氷河トレッキング。氷河の麓まで車で移動し、

しばし山道を登り、氷河をめざす。

途中で、アイゼンを靴に装着し、ピッケルを手に持って、氷河トレッキングの始まり。

まさに、氷の上を登っていく。

振り返ると、氷河が溶けてできた湖が綺麗に輝いていた。

美しい光景を眺めて、しばし休憩。

ザクッ、ザクッと音を立てながら登っていく。

約1時間、氷のトレッキングを楽しんで下山。

氷河を後にして、一旦、スカフタフェットルに戻り、ヨークルスアゥルロゥン氷河湖を目指す。

ここでは防寒の完全装備。ちなみに日本はお盆休みの8月中旬。北の果てに来たことを実感。

ここがヨークルスアゥルロゥン氷河湖。

氷河の破片が湖にプカプカ浮かんでいる。

ゾディアックというゴムボートに乗り込み、氷河クルーズの始まり。

眼前に氷河の崖が迫る。

プカプカと氷河の破片が浮かんでいる。こういった光景は、パタゴニアのモレノ氷河、ウプサラ氷河そっくりだ。
ともに地球の北と南の果て、南北で同じ様な光景が見れるというのが興味深い。

氷が青く輝く。

ちなみに、氷は小さく見えても、9倍の大きさの氷が水面下にある。

氷の間を縫う様に進んでいく。

氷壁が目の前に見えてきた。

温暖化の影響で、急速に後退しているらしい。

日本の真夏に、北の果てに居ることを実感したクルーズだった。