院長のコラム

“ドクトル・イトウの地球の果てまで“ 世界60ヶ国以上を訪れた、院長のちょっと変わった見聞録

第71回 クスコとマチュピチュ7(ペルー):雨のマチュピチュ

自分はマチュピチュを2度訪れたが、雨期の始まりと終わりの時期であったので、2度共に初日は雨、2日目が晴れというパターンだった。
r101.JPG
雨の日のマチュピチュは、ガスの中に全てが隠れて何も見えない。山の上から雲を見下ろしている様な感じだ。
r603.jpg
雨がっぱを着て、ガスで覆われた遺跡の中を登っていく。折角やってきたのに、あいにくの天気で皆テンションが低い。
r102.JPG
上から、リャマたちと遺跡を見下ろすとこんな感じ。ガスで何も見えない。日帰りツアーだとこのままで帰らなくてはならない。1泊ツアーだと、ガスが晴れるのをのんびり待つことができる。
r201.jpg
雨がやみ、しばらくすると、ガスの中にうっすらと遺跡の姿が見えてきた。
r202.JPG
ガスが風にのって流れていく。
r203.JPG
ガスの動きで、見えたり隠れたりを繰り返す。
r204.JPG
何とも幻想的な風景だ。
r301.JPG
「晴れのマチュピチュ」は「静」の景色だが、「雨のマチュピチュ」はダイナミックに刻一刻と風景が変わっていく。動きのある景色だ。
r302.JPG
同じ風景を2度と撮ることはできない。
r303.JPG
遺跡の上に腰を下ろし、のんびりとこのパノラマショーを楽しむ。何とも贅沢な時間だ。本当に来て良かったと感じる。
r401.jpg
一度目に来た時は、この「雨のマチュピチュ」を上手く写真に納めることができなかった。
r402.jpg
写真の知識に乏しい自分は、すべてオートフォーカスで撮っていたのだ。ピントが前の水滴やガスに合ってしまうので、肝心の遺跡が皆ピンぼけになってしまっていた。
r502.JPG
今回はリベンジの時、マニュアルフォーカスにして、何とか写真に納めることができた。
r506.JPG
雲の中から徐々に姿を現してくる姿は、「天空の城ラピュタ」そのものだ。
r103.JPG

次回からは、「ペルーのスイス」とも呼ばれる高原の街ワラスから、6000mクラスの山々が連なる、世界自然遺産の「ワスカラン国立公園」と文化遺産「チャビン・デ・ワンタル遺跡」を紹介する

よかったらポチッと押していって下さい。
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

最新の写真

  • obhiro1054.jpg
  • obhiro1052.jpg
  • obhiro1044.jpg
  • obhiro1042.jpg
  • obhiro1033.jpg
  • obhiro1032.jpg
  • obhiro1022.jpg
  • obhiro1020.jpg
  • obhiro1016.jpg

写真一覧へ