大阪 城東区の内科、循環器内科クリニック。循環器疾患、生活習慣病の管理、花粉症などアレルギー疾患、禁煙外来対応。
“ドクトル・イトウの地球の果てまで“ 世界60ヶ国以上を訪れた、院長のちょっと変わった見聞録
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とうとう4泊5日ガラパゴスクルーズの最終日。気持ちの言い朝だ。
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最終日はスケジュールもゆっくりなので、のんびりと朝の海を眺めていられる。そうしていると、色んなタイプのクルーズ船とすれ違う。これは帆船タイプのもの。
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こちらはクルーザータイプのもの。大小さまざまなタイプがある。船のタイプによって色んな楽しみ方があるんだろう。
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最終日の朝はモスケラ島のアシカたちをボートからウオッチング。
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のんびり平和なアシカの島。アシカたちは人間を恐れず、ボートに近づいてくる。
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何とも愛らしい、昼寝姿。
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そしてバルトラ島に上陸し、空港へ。
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イグアナマークの飛行機で、エクアドル最大の都市であり、海沿いの港湾都市グアヤキルへ向かう。(ちなみに首都のキトは人口では2番目)
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グアヤキルもコロニアルな色合いの強い街で、立派なカテドラルがある。
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この街に立ち寄った理由は、このカテドラルの前にある、通称イグアナ公園を見ること。たくさんのイグアナが放し飼い状態で餌付けされている。
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イグアナのエサはキャベツ。
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こうやって、エサを直接与えることも出来る。決して危険な動物ではない。
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公園中,いたるところにイグアナがウジョウジョといる。
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このイグアナたちはガラパゴスで見たイグアナとはだいぶん違う。
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なんとも、より爬虫類ぽい顔をしている。
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木の枝にもイグアナがいて、ベンチに座っていると突然上から落ちてきたりする。何とも微笑ましいガラパゴスクルーズのエンディングだ。
院長のちょいとひとこと:
「ガラパゴス」という単語は最近ではネガティブな意味合いで使われることが多いと思う。
周りから取り残され、独自に進化していく様子を「ガラパゴス化」と評される。日本の携帯電話などがそのいい例で、高機能なわりに、通信方式を世界標準としなかったために、日本だけでしか使用されず、独自に進化した。
ちなみに、スーダンやポーランドで使用していた携帯は、日本以外の世界中何処へ行っても、ほとんどはそのまま使用することが出来た。
これだけ情報が氾濫していて、世界の情報がリアルタイムに入ってくる現在であっても、日本はガラパゴスなのだとよく感じる。この10年で世界はかなり変わってきている。例えば身近な例で、日本から一歩外に出ると、韓国車や韓国製の家電がかなり幅をきかせているということを日本人は知っているだろうか。韓国車がほとんど走っておらず、LGやサムソンの家電製品が一般的でない国は恐らく日本だけだ。もちろん日本ブランドの車や家電が高性能であることは世界の常識である、でもその品質にかなり近づき、しかもサービスやデザインで追い越しつつある韓国製品が、日本製よりも格段に安く売られているのが現状で、海外で働く日本のビジネスマンはそういった厳しい現状と日々戦っている。日本の中にいては、なぜかそういった現状を知ることはない。
こんな政治ではどんどん世界から取り残され、ガラパゴス化が進んでしまうと真剣に危惧している。
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ガラパゴスクルーズもいよいよ終盤になった。4日目の午後は、サンタクルス島へドライランディング。
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上陸用のボートへはこんな感じで乗り込んでいく。クルーズ初日にグループ分けがされていて、いつも同じメンバーで動く、我々のグループ名はコルモラン(ガラパゴスコバネウ:第43回を参照)。
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今回の主役はゾウガメだ。
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亀の顔をまじまじと見たことがないが、これだけ大きいと表情のような物が見える。
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妙に目や鼻の穴がリアルだ。
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草を食べているようすは、結構ワイルド。
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ガラパゴスでゾウガメといえば、ダーウィン研究所のロンサムジョージが有名だが、今回の4泊5日のクルーズには残念ながら訪問機会がなかった。その代わりにこのサンタクルス島のハイランド地区でゾウガメを見ることが出来た。
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こんな距離感で観察する。
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どこかで見た顔だと思ったら、ETにそっくりだ。ETはゾウガメをモチーフにしたのだろうか。ガメラというよりもETだ。
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泥の水場に集まってくるゾウガメたち。
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何匹も集まってくると、なかなか壮観だ。
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そこにフィンチが飛んできた。
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やっぱりETだ。
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ゾウガメの甲羅は白人男性がすっぽりと入れてしまうほど大きい。
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サンタクルス島は人間の生活感のある島。夕暮れの港はいい感じ。
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この日のタオルはなかなかの力作。
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四日目の朝、朝食を済ませ、いつものようにゴムボートに乗り込む。
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午前の目的地ノースセイモア島へボートで移動する。
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リクイグアナともう一度ご対面。ウミイグアナと違いリクイグアナはあまり見られない。同じイグアナといっても顔も形も全く異なる。
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この島はアオアシカツオドリや軍艦鳥の営巣地を見ることが出来る。まずはアオアシカツオドリ。
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飄々とした表情がおもしろい。
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名前の通り足が青い。
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これがアオアシカツオドリの雛。雛は足が青くない。
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ちょうど産卵時期だったのか、卵を抱く姿も見ることが出来た。
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雛にエサをやっていた。
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こんな感じで観察する。
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こんどはグンカンドリ(軍艦鳥)
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雄は求愛のポーズでのどを赤く膨らませる。
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飛んでいると、本当に恐竜に見える。
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こうしてみると、ディズニーアニメの魔女の傍らにいる鳥のよう。ちょいとヒールなイメージ。
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巣では雄が求愛ポーズを取っていた。
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のどの袋のような物を膨らませている。
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正面から。
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これがグンカンドリの雛、何とも愛嬌がある・
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面白いポーズをとる。
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この日のタオルは親鳥と雛。
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